千葉工業大学は2025年4月1日、2025年度一般選抜の志願者数が、私立大学1位になったと発表した。2024年度まで11年連続で1位だった近畿大学を抜き、前年度比1万9,360人増の16万2,005人で初の1位となり、1989年度の早稲田大学16万150人の過去最多記録も更新した。
千葉工業大学の志願者数は、2016年度に私立大学の志願者ランキングで10位に入って以来、ベスト10入りを維持。2021年度から2024年度の4年連続2位を経て、2025年度に初の1位となった。
2025年度の志願者数は、前年度比1万9,360人増の16万2,005人。早稲田大学が1989年に記録した過去最多16万150人の記録を36年ぶりに塗り替えた。さらに前年度からの志願者増加数でも全国最多を記録した。
志願者数が過去最多を記録した要因について、千葉工業大学は「共通テスト利用入試の検定料免除」「学科間併願時の追加受験料の不要化」「試験日前日までの出願受付」など、受験生の利便性向上や負担軽減のための継続した対策をあげている。また、2025年度に新設する「宇宙・半導体工学科」をはじめ、時代のニーズにあわせてスピーディーに学部・学科を再編する柔軟な取組みが多くの受験生や保護者の支持を集めたと分析している。