徹底したデータ分析で点数upに導く、フリーステップの合格戦略

 個別指導学院フリーステップが、「イード・アワード2025塾」高校生・大学受験生の個別指導部門で「関西 最優秀賞」を受賞した。代表取締役社長 永井博氏に合格戦略と独自の仕組みづくりについて聞いた。

教育・受験 高校生
PR
成学社 代表取締役社長 永井博氏
  • 成学社 代表取締役社長 永井博氏
  • 成学社 代表取締役社長 永井博氏
  • 成学社 代表取締役社長 永井博氏
  • 10,000件を超える喜びの声(点数アップした生徒の一部)

 開成教育グループ(成学社)が、全国に270教室以上を展開する個別指導学院フリーステップが、「イード・アワード2025塾」高校生・大学受験生の個別指導部門で「関西 最優秀賞」を受賞した。これを記念して成学社の代表取締役社長 永井博氏に合格戦略と独自の仕組みづくりについて聞いた。

 今回のイード・アワードでは、中学生の個別指導で部門賞「教材が良い塾」もあわせて受賞した。志望校合格という最終目標に向けて、どのような道筋を描き、生徒ひとりひとりの可能性を広げているのか。フリーステップの教育にかける思いと、独自開発の教材やサービスの裏側に迫る。

エビデンスベースのカリキュラムで優位性を確保

--今回のご受賞をどのように捉えておられますか。

 これまでも評価をいただいてきましたが、今回の受賞は、私たちが長年取り組んできた指導の在り方そのものを評価していただけたものだと受け止めており、大変ありがたく、素直に嬉しく思っています。

 私がフリーステップを初めて担当した32年前は、個別指導という形態自体がまだ珍しく、そのスタイルで展開しているだけで、他社との差別化が図れていました。しかしその後、「オーダーメイドカリキュラム」や「柔軟な時間割」「優秀な講師陣」といった同じようなフレーズを掲げる塾が増え、個別指導塾は次第に、駅や家から近いといった“通いやすさ”だけで選ばれる存在になっていきました。

 そこで弊社は、本当に生徒の力になる指導とは何かを改めて突き詰め、その答えを「形あるもの(エビデンス)」として示す方向へ舵を切りました。独自のテキスト、緻密に設計したカリキュラム、そして授業内容が確実に身に付いているかどうかを確認するための確認テスト。この3点を徹底的に磨き上げることで、他社との明確な差別化を図ってきました。

 その最初の大きな一歩が、講師全員が安定して高いパフォーマンスを発揮できる仕組みづくりです。過去の指導履歴を分析し、生徒ひとりひとりに応じた対策を可能にするシステムを整備することで、講師による指導の差を極限まで減らし、どの教室でも質の高い指導を提供できる体制を構築しました。

 一方で、講師の採用は年間1万件を超える応募の中から、厳しい基準をクリアした約30%のみを採用しています。また、大きな特徴のひとつが、大学受験で志望校合格を果たした元塾生が講師として戻る仕組みです。生徒にとっては「数年前に同じ塾で合格を勝ち取った先輩」が身近なロールモデルとなることで、成功体験の好循環が生まれています。

 さらに、社員の待遇改善や組織全体の指導水準の維持・向上にも積極的に取り組んでいます。

大学入試の変化を踏まえた逆算型の合格戦略

--受験生を取り巻く環境が大きく変化する中、大学入試や教育は転換期にあります。この変化に、どのように対応されていますか。

 受験を取り巻く環境が大きく変わる中で、私たちは「制度の変化に振り回されるのではなく、生徒ひとりひとりにとって現実的な合格戦略を提示すること」が重要だと考えています。

 近年、大学入試は一般選抜から、総合型選抜や学校推薦型選抜といった、いわゆる「年内入試」へと大きくシフトしてきました。こうした流れを受け、弊社では小論文や面接対策など、専門性の高い指導が必要な分野については、対面では確保が難しい講師ともオンラインでつなぎ、質の高い対策を行っています。

 ただし、関関同立やGMARCHといった難関大学を総合型選抜で受験・合格する生徒は、実際には一部に限られます。制度として年内入試が広がっている一方で、すべての受験生にとって万能な選択肢ではない、というのが現状です。

 特に、関西圏では、関関同立の次に位置付けられている産近甲龍は年内の公募制推薦入試(※)で合格を狙うケースが中心となっています。そこで私たちは、まず併願可能な公募制推薦入試で1つ合格を確保したうえで、一般選抜で難関大学に挑戦するという「逆算型の合格戦略」を提案しています。この戦略は、受験生の負担を減らしながら、合格可能性を高めるための現実的な選択だと考えています。
※公募制推薦入試は、大学が定めた条件を満たせば学校長からの推薦で出願できる入試方式。併願可能な場合は年内に合格を確保し、一般入試に挑戦することもできる。関西では併願可能な大学が多い。

読解力と成績に明確な相関関係

--中学生 個別指導「教材が良い塾」もご受賞されていますが、教材へのこだわりについてお聞かせください。

 中学生の教材には、教材会社の教材に独自ページを追加した教科書準拠型の「ロードスター」、高校生の教材には、最短距離で効率よくゴールへ導くための「ライトパス」など、目的に応じたオリジナルテキストを使用しています。授業内容や理解度、確認テストの結果は、学習管理アプリ「My Step Log」を通じて、生徒・保護者・教室でリアルタイムに共有し、家庭学習の質を高めることで学習効果の最大化を図っています。

 さらに2025年度からは、近年の入試問題の長文化や、思考力・読解力を問う出題傾向に対応するため、「基礎読解力判定テスト」を独自に開発し、導入しました。このテストは、「この生徒は数学や英語が苦手なのではなく、そもそも問題文を正しく読み取れていないのではないか」という、現場の講師の素朴な疑問から生まれたものです。

 実際に実施してみると、私たちの想像以上に深刻な実態が明らかになりました。たとえば、「科学技術の進歩により人工知能がさまざまな分野で活用されるようになった」という文章に対し、「活用されるようになったものは何ですか」と問うと、中学生の約1割、小学生の4分の1が正解できませんでした。この結果から、主語と述語の関係を正しく捉えられていないケースが一定数存在することがわかり、成績に伸び悩む生徒が抱える本質的な課題が浮き彫りになりました。

 もっとも重要なのは、この基礎読解力判定テストの結果と、普段受けている模試の結果との間に明確な相関関係が確認されたことです。学力の差は、単なる知識量ではなく、土台となる読解力の差に起因しているケースが少なくないことが見えてきました。

 課題が明確になった以上、あとはそれをどう改善につなげるかが重要になります。このテストでは、読解力不足と判断された生徒に、3か月間の特別講座を用意しており、診断から改善までを一貫して行える体制を整えています。

データ分析を軸に着実な「点数アップ」を実現

--「点数アップ」に対するこだわりは特に有名ですが、実現するための取組みを教えてください。

 点数アップ(1教科15点以上アップ、または80点以上獲得)を実現するために私たちが大切にしているのは、「どの教室でも、どの講師でも、同じように成果が出ること」です。お子さまひとりひとりの努力が、きちんと結果につながるよう、長年にわたって蓄積してきた指導データの分析をもとに、成果が上がる仕組みを整えてきました。

 その中核となるのが、独自の点数アップシステム「S-CUBE」です。S-CUBEは、全国の教室で蓄積された指導・成績データを活用し、

  1. 目標点数から逆算した学習計画

  2. 日々の学習状況を可視化する進捗管理

  3. 授業外の時間も含めた自己学習支援

の3つを軸に、無駄のない学習を実現する仕組みです。

 中学生の場合は、入塾後3回以内の定期テストで、必ず1回以上の点数アップを保証する「点数アップ保証制度」も設け、成果を実感しながら学習を進められる環境を整えています。また、定期テストの出題範囲や傾向は、学校ごとに異なるため、近隣中学校の過去数年分のテストを分析し、弊社教材がどの範囲まで対応できているかを「カバー率」として数値化し改善するといった研究を重ねています。

 高校生や私立中学生については、学校によって学習進度や難易度が大きく異なるため、過去の塾生の指導履歴をもとに、学校別の「カリキュラムテンプレート」を作成しています。たとえば、同じ高校に通う先輩が、どの時期につまずき、どのように克服し、どの大学に合格したのかといった実例データから、お子さまにあった学習計画を提示します。また、「関西大学文学部を志望する生徒向け」といった志望大学・学部別のテンプレートも用意しており、目標が決まっている生徒には、最短距離で合格を目指せる道筋を示すことができます。

 こうした仕組みによって、講師の経験や教室ごとの差に左右されることなく、お子さまの学習状況を客観的に把握し、着実な点数アップにつなげています。その結果として、年間1万件を超える点数アップの事例を広告に掲載しています。

10,000件を超える喜びの声(点数アップした生徒の一部)

AI時代の講師の役割

--学習データの活用やAI活用が進む中で、教室長や先生方の役割はどのように変化していますか。

 学習データの活用で、エビデンスに基づいた指導が可能になり、学習塾の役割は、単に勉強を教える存在から、「データを読み解き、生徒ひとりひとりにあった学び方を設計する役割」へと変化しています。

 新しいテストやツールを正しく使いこなし、日々の指導に落とし込むには、これまで以上に高い専門性と判断力が求められます。データがあるからといって現場の負担が減るわけではなく、むしろ、ツールを使いこなしながら、生徒の不安や迷いにどう寄り添うかが、これまで以上に問われていると感じています。

届けたいのは将来を自分の力で切り拓くきっかけ

--今後、どのような価値と学びを提供していこうとお考えでしょうか。

 私たちが生徒さんに提供したい本質的な価値は、「将来を自分の力で切り拓くきっかけ」です。

 子供たちの世界は、ときに残酷で、一度「自分はこのくらい」と思い込んでしまうと、その立ち位置から抜け出せなくなってしまうことがあります。たとえば、「数学が苦手」という思い込みによって、自分の可能性に無意識のうちに蓋をしてしまっている生徒は少なくありません。私たちが目指しているのは、単なる点数アップではなく、そうした思い込みを打ち破る体験を提供することです。

 いつもは平均点だった生徒が高得点を取るーそのときに初めて「やれば変われる」「自分はもっとできるかもしれない」と実感できます。その成功体験こそが、自信となり、将来に向かって一歩踏み出す原動力になると考えています。学力向上はあくまでも通過点です。フリーステップでは、学びを通して自己肯定感を育み、生徒が自らの可能性を信じて未来を選び取れるような教育を、これからも提供していきたいと考えています。

--ありがとうございました。

「個別指導学院フリーステップ」が選ばれる理由

 個別指導学院フリーステップが多くの支持を集めている背景には、結果に至るまでの道筋を明確に示す指導姿勢がある。長年にわたり蓄積してきた指導データをもとに、目標から逆算した学習計画を立て、「何を、いつ、どこまでやるのか」を具体化。独自教材やカリキュラム、読解力を含めた診断テストによって、生徒ひとりひとりの課題を可視化し、適切な支援につなげている。小さな成功体験を積み重ねることで、生徒が自ら可能性を広げていく。そうした積み重ねが、保護者からの信頼につながっているのではないだろうか。

「個別指導学院フリーステップ」の詳細はこちら
《川端珠紀》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top