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【高校受験2026】神奈川県公立入試<数学>講評…難易度が高い問題が多く出題

 令和8年度(2026年度)神奈川県公立高等学校入学者選抜共通選抜が実施された。リセマムでは、湘南ゼミナールの協力を得て、「数学」の講評を速報する。この他の教科(全5教科)についても、同様に掲載する。

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【高校受験2026】神奈川県公立入試<数学>講評…難易度が高い問題が多く出題
  • 【高校受験2026】神奈川県公立入試<数学>講評…難易度が高い問題が多く出題

 2026年2月17日(火)、令和8年度(2026年度)神奈川県公立高等学校入学者選抜共通選抜が実施された。神奈川県教育委員会が2026年2月9日に発表した一般募集共通選抜などの志願者数(変更締切時)によると、全日制139校の募集人員(特別募集・中途退学者募集を除く) は3万9,431人で、志願者数は4万3,821人、競争率は1.11倍となった。

 リセマムでは、湘南ゼミナールの協力を得て、令和8年度(2026年度)神奈川県公立高等学校入学者選抜共通選抜「数学」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても、同様に掲載する。

<数学>講評
(湘南ゼミナール 提供)

 全体的な構成、出題傾向や出題数、配点に大きな変化は見られなかった。昨年度に引き続き、平面図形を中心に難易度が高い問題が多く出題され、関数、確率においては条件整理や計算処理に正確さが求められるものが出題された。

 問1の計算は、例年と出題数・配点・難易度に変化はなかった。

 問2の小問集合は、例年と出題数・配点・難易度に変化はなかった。昨年度に引き続き、回転体が出題された。

 問3の(ア)(ii)は、線分の長さを求める問題であった。3:4:5の直角三角形や等脚台形に気づき、相似な図形も利用して求める難易度の高い問題であった。(イ)は箱ひげ図の問題であり、昨年度と比べると解きやすかったであろう。条件をよく理解し、選択肢を絞り込む必要がある。(ウ)は三角形の面積を求める問題であった。三角形AFEにおいて三平方の定理から長さを求めることから始め、相似な図形の性質などを利用して求める難易度の高い問題であった。(エ)は、サイクリングコースを周回する問題であった。2人がすれ違った地点、時間を求めてから、速さが変わった後の数量関係をつかめれば比較的解きやすかったであろう。

 問4の関数(ウ)は、2つの三角形の面積が等しくなるときの点の位置を求める問題であった。比較すべき線分・図形を取り違えないよう、正確に把握する力が求められた。

 問5の確率は、さいころの目の数に応じて3つの箱の玉を移動させる問題であった。特に操作2が場合分けを必要とする煩雑なルールとなっており、どの箱からどの箱に玉を移動させるかを正確に把握することが難しい問題であった。

 問6の空間図形は、円柱が久しぶりに出題された。(イ)は、円柱内部の三角形の面積を求める問題で、直角三角形であることに気づくことができるかがカギとなる問題であった。

 学年・単元に偏りなく出題されているため、教科書の巻末問題、神奈川県の学力検査や追検査をはじめ、都道府県の入試問題など、様々な出題傾向の問題に触れておきたい。


 このレポートは令和8年2月17日(火)に、速報として湘南ゼミナールにより作成されたもの。
協力:湘南ゼミナール(執筆:教材開発部 数学科 責任者 土井泰斗氏)





《編集部》

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