塾選びサービス「塾選」を運営するDeltaXは、小中学生の保護者500人を対象に実施した「子供に望む学歴」に関する調査結果を公表した。最終学歴に「4年制大学卒」を望む声は62.2%にのぼり、背景には将来の選択肢を広げたいという思いがあることがわかった。
同調査は、AIの進化や働き方の多様化が進むなかで変化する学歴の価値を探るため、2026年1月に小学生または中学生の子供を持つ保護者500人を対象に、インターネットを使用した任意回答で実施された。有効回答数は500名。
「子供に望む最終学歴」を尋ねたところ、もっとも多かったのは「4年制大学卒」で62.2%だった。ついで「特にこだわりはない」が21.0%、「専門学校卒」「高校卒業」などが続いた。また、子供に望む学歴は保護者自身の最終学歴と比べてどの程度かを聞いたところ、もっとも多かったのは「自分より高い学歴」で45.1%。ついで「自分と同程度でよい」が35.2%で、多くの保護者が「自分と同等か、それ以上」の学歴を子供に望んでいることがわかった。
保護者のコメントにもその思いは率直に表れており、「自分は高校卒業までなので、子供には大学には行ってほしいと思うから」(大阪府 43歳女性 小1保護者) 、「自分が短大卒で、就職等に困っているので、子供には大学に行ってほしい」(奈良県 47歳女性 小2保護者) 、などがあげられた。
最終学歴として「4年制大学卒」を望む保護者が最多となった背景にどのような理由があるのかを深掘りした質問では、「就職に有利になる」で52.1%、ついで「将来の選択肢が広がる」が42.1%、「専門性を身に付けられる」が39.2%、「収入につながると思う」が34.4%が続いた。
就職に有利だと思う理由については、「大学を卒業していると選択肢も広がり初任給が高いイメージだから。本人の強い意思で高卒を選ばない限りは、大学で勉学、経験を積んでほしいため」(福岡県 41歳女性 中2保護者)といった声が、また選択肢が広がるという点については、「最終的に自分がやりたいことが見つけられた時に、大学を卒業していることで可能になることも多いと思う」(埼玉県 37歳女性 小5保護者)という意見があがった。
今後、学歴の価値はどう変わると思うかを尋ねたところ、「今より高まる」「変わらない」とみる層が6割強だった一方で、「今より低くなる」と考える層は2割弱にとどまった。
調査ではこのほか、「学歴以外で子供の教育において重視していること」などもたずねている。
◆塾選ジャーナル「学歴」に関する意識調査概要
調査対象:小学生または中学生の子どもを持つ保護者(有効回答数500名)
調査時期:2026年1月
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットを使用した任意回答

