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大学受験に30万円超…卒業までの費用や奨学金の基礎知識

 ナガセは2026年5月29日、大学進学に関する費用をまとめた「東進進学情報」を発行した。同誌では、国公立・私立別の受験料や初年度納付金、学生生活にかかる費用のほか、奨学金制度についても解説している。大学受験だけで平均約30万円が必要となる実態が明らかになった。

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大学の入学検定料
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 ナガセは2026年5月29日、大学進学に関する費用をまとめた「東進進学情報」を発行した。同誌では、国公立・私立別の受験料や初年度納付金、学生生活にかかる費用のほか、奨学金制度についても解説している。大学受験だけで平均約30万円が必要となる実態が明らかになった。

 今回の特集は「受験費用・学費・奨学金の基礎知識」として、独自の入試分析に基づき作成された。大学進学から卒業までには、入学検定料や学費だけでなく生活費など、多額の資金が必要となる。現在は2人に1人が奨学金を利用しており、家計負担の軽減に向けた制度理解が不可欠となっている。

 大学受験にかかる費用の平均は、国公立大学で27.7万円、私立大学文系で31.3万円、私立大学理系では32.2万円にのぼる。大学の入学検定料は、国公立大学(2次試験)が約1.7万円、私立大学(一般方式)が約3万~3.5万円となっている。複数学部を併願する場合、受験料だけで数十万円の出費は避けられない。

 入学までにかかる費用(2025年度初年度納付金)は、国立大学が81万7,800円、公立大学(地域内平均)が76万889円。一方、私立大学は文系平均で121万2,235円、理系平均で160万2,053円、医歯系平均では477万9,143円と、設置形態や学部により大きな差がある。

 学生生活の年間支出についても、私立大学の下宿生で268万9,100円に達するなど、重い負担が続く。こうした背景から、2020年度には大学へ進学した学生の2人に1人が奨学金を受給している。返還義務のない給付型や、2020年度開始の「高等教育の修学支援新制度」など、子供の学びを支える支援策は拡充されている。

 社会情勢の変化により、2027年以降の受験生はさらなる費用負担増の可能性もある。奨学金には返還義務がある貸与型も含まれるため、将来を見据えて進学先や生活形態に応じた事前の資金計画を行うことが、これまで以上に重要となっている。

《千葉 智加》

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