和歌山大学は2026年7月13日、2026年度(令和8年度)一般選抜(後期日程)で実施した試験問題の一部に出題ミスがあったと発表した。当該問題を選択した190名全員を正解として取り扱い、新たに3名を追加合格者としている。
出題ミスがあったのは、2026年3月12日に実施した一般選抜(後期日程)の総合問題。対象はシステム工学部システム工学科で、当該試験科目の受験者数は276名だった。
大学によると、出題ミスは問題3の大問Bの小問(5)で発生した。硫黄に関する設問の中で、化学反応式を解答させる問題において、「銅Cu、亜鉛Znなどの金属は、反応しながら希硫酸に溶解する」と記載していた。しかし、銅Cuは希硫酸には溶解せず、熱濃硫酸に溶解するため、正しい化学反応式を導き出すことができない問題となっていた。
対応として、和歌山大学は当該問題を選択した190名全員を正解として取り扱うこととし、その結果、新たに3名を追加合格者とした。
和歌山大学は、受験者をはじめ関係者に多大な迷惑をかけたとして謝罪。今後について、試験問題の点検体制を検証・見直すなど、再発防止に万全を期すとしている。大学Webサイトでは、出題ミスに関する発表とあわせて、2026年度一般選抜(後期日程)システム工学部の総合問題の抜粋を掲載している。

