【とっておきの私立中学校2027】駒場東邦中学校…自主独立の気概と科学的精神をもって世界に大いなる夢を描く

 「中高6年間一貫教育を考える会」発行の中学受験情報誌『とっておきの私立中学校』と連携し、注目の私立中学校を紹介する本企画。本記事では、駒場東邦中学校を紹介する。

教育・受験 小学生
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文化祭
  • 文化祭
  • 駒場東邦中学校 校長 滝口正和先生
  • 霧ヶ峰林間学校
  • 鎌倉見学
  • 奈良・京都研究旅行
  • 國立臺南第一高級中學(台湾)との交換留学・「SDGsシンポジウム」
  • 異なる文化に出会うさまざまな企画があります

 2027年度の中学受験を目指すご家庭は、そろそろ第一志望校・併願校を決定する時期だろう。

 リセマムでは昨年に引き続き「中高6年間一貫教育を考える会」と連携し、お勧めの私立中学校をピックアップ。同会が発行する『とっておきの私立中学校』の中から抜粋して、注目校の魅力をお伝えしていく。

 本記事でご紹介するのは、駒場東邦中学校。東京都世田谷区にある完全中高一貫の男子校だ。学校長・小家一彦先生からのメッセージの他、特色のあるプログラムを紹介する。

教育方針

自主独立の気概と科学的精神をもって世界に大いなる夢を描こう

 急速に進展する科学技術や生成AIの発達は、私たちの生活や学びの在り方を大きく変え、情報は瞬時に手に入るようになりました。しかし、多様な価値観が交錯し強い言葉が飛び交う現代において、何が確かで何を拠り所にすべきかを見失わずにいることは容易ではありません。このような不確実な時代だからこそ、与えられた答えをただ受け取るのではなく、「なぜか」「本当にそうか」と自ら問いを立てて深く考え抜く力が求められます。時間をかけて根拠を確かめ、異なる見解にも耳を傾けながら自分なりの理解に到達する過程にこそ、本当の学びがあります。

 駒場東邦は創立以来、「自主独立の気概」と「科学的精神」を教育の柱としてきました。これは単に自立した個人を育てるだけでなく、事実に基づいて思考し、感情や雰囲気に流されずに判断することを意味します。同時に、他者を尊重し、対話を通してより良い答えを探ろうとする姿勢も大切にしています。独りよがりにならず、世界との関わりの中で自らの立場を築いていく態度こそが、本校のめざす人間像です。深く問い、広く耳を傾け、自分の言葉で誠実に語る。その積み重ねの中で、人は自らの強みや弱さに気づき、何に心を動かされるかを知ることで、「自分は何を大切にしたいのか」という軸を形づくっていきます。

 青春の日々は必ずしも明るいだけではなく、難問に直面して迷い、悩み、立ち止まる苦しい時間もありますが、そうした経験こそが人を深くします。本校は、志を失わずに学び続ける者を支え、高い志を持つ仲間と切磋琢磨し合うかけがえのない環境を提供します。

 本校での6年間は、単なる知識の蓄積ではなく、思索し、対話し、挑戦し続ける中で自らの内に確かな軸を築く時間です。その軸は、将来社会に出たときに、多様な立場や価値観と向きあう際の強固な拠り所となります。生徒ひとりひとりが確かな軸を胸に、誠実に世界と向きあう存在として立つ日を願い、駒場東邦はその歩みを支える学びの場であり続けます。

駒場東邦中学校 校長 滝口正和先生
説明会情報

どういう学び方をするの?

 同校の学習は、すべての教科で「自ら考え、理解を深め、感性、論理的思考力、判断力を磨く」こと、そして早い時期に「文・理」に偏ることをせず、各教科でバランスの取れた能力を身に付けることを第一の目標に掲げており、中高6年間のカリキュラムを有機的・系統的に効率よく編成しています。

 入学当初からレポート作成の課題も多く、自ら考え、物事を探究していく姿勢を養います。中3研究旅行論文は、中学段階の学習の集大成とも言えます。また、教科によっては分割授業を積極的に取り入れ、少人数教育による理解の徹底と実習の充実を図っています。

霧ヶ峰林間学校
鎌倉見学
奈良・京都研究旅行
駒場東邦の学校紹介

異なる文化に出会うさまざまな企画があります

 姉妹校の國立臺南第一高級中學(台湾)との交換留学・「SDGsシンポジウム」参加、豪・NZへのターム留学をはじめ、異なる文化と出会うさまざまな企画を国内外で展開しています。ベトナムスタディツアーでは、現地で活動するNGOの協力を得ながら、現地中学校と共同での環境学習プログラム作成、少数民族地域・農家訪問による交流等を実施します(来年はパラオスタディツアー予定)。また「ミクロネシア諸島自然体験交流事業」(現地生徒との海洋プラスチックごみ問題に関する学習等)やJICA短期研修員迎え入れ等も行っています。すべて事前の学習をふまえて当日の交流に臨み、事後報告会を行って経験を継承します。

國立臺南第一高級中學(台湾)との交換留学・「SDGsシンポジウム」
異なる文化に出会うさまざまな企画があります

好奇心を行動に、表現力を磨く文化祭

 同校は行事がさかんなことで知られており、中でも文化祭と体育祭は二大行事となっています。体育祭では中学・高校が縦割りチームで4色に色分けされ、6年間変わらないという伝統があります。また駒場東邦の文化祭は生徒が主体となって作り上げ、自分の興味や好奇心を行動に繋げる場となっています。たとえば鉄道研究部のジオラマ、地学部の展示、生物部の水族館など、ユニークな活動成果を見る事ができます。部活以外の有志企画で参加できることも、駒東らしさが表れているところです。最近では両生類研究やオセロ研究、落語披露などでの参加がありました。

 「駒場東邦には仲間と協力して新しい境地へたどり着くことができる可能性が無限大に広がっています。」(高校・Y君)

 文化祭では自分の好きなものを表現し、その魅力を来場者に伝える。駒東のそういった「何かを形にして伝える力」を実際に来場して感じてみてはいかがでしょうか。

文化祭

学校概要

所在地:〒154-0001 東京都世田谷区池尻4-5-1
アクセス:京王井の頭線「駒場東大前駅」徒歩10分、東急田園都市線「池尻大橋駅」徒歩10分
電話番号:03-3466-8221

『とっておきの私立中学校2027』Web版をみる
《編集部》

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