日本英語検定協会は2026年9月4日、2026年度第2回検定以降の「英検(従来型)」「英検S-CBT」「英検S-Interview」における本人確認の取扱いについて発表した。なりすましなどの不正行為防止のため、団体準会場の2次試験進出者を対象とした顔写真付き身分証明書の後日提出に関する猶予措置を終了するほか、顔写真のない学生証・生徒手帳を有効とするための具体例を公開した。
日本英語検定協会は、なりすましなどの不正行為を防止するため、2026年度第1回検定から本人確認を強化している。2026年度第2回検定以降も、対象となる試験・級の受験者には、協会が定める顔写真付き身分証明書による本人確認を実施する。対象となる試験・級や試験当日の必須持参物、有効な身分証明書の種類、本人確認に不備があった場合の対応などは、英検のWebサイトで確認できる。
2026年度第1回検定では、1次試験を団体準会場で受験し、2次試験(公開会場)に進出した受験者が、試験当日に顔写真付き身分証明書を忘れた場合、後日提出期限を延長する猶予措置が実施された。2026年度第2回検定以降はこの猶予措置を実施しない。試験当日に顔写真付き身分証明書を持参しなかった場合は、試験日翌々日の午前9時30分(日本時間)までに、協会が定める方法で提出する必要がある。
また、顔写真のない学生証・生徒手帳の取扱いについても具体例を示した。協会が学校に対応を求めるものではないとしたうえで、これまでの問合せで有効な身分証明書として案内した事例を公開している。
生徒手帳の場合は、メモ欄などの余白や増補したページに顔写真を貼付し、写真に学校の割印があるものが有効。余白がない場合は、増補ページを生徒手帳と一体化させ、原本と増補ページの境目、顔写真に割印があることが必要となる。
カード型の学生証の場合も、表面または裏面の余白に顔写真を貼付し、写真に割印があれば有効。余白がない場合は、台紙に学生証と写真を貼付し、それぞれの境目に割印があるものが有効となる。プラスチック製やラミネート加工された学生証に後から割印を押す場合は、印影が消えたり写真を貼り替えたりできないよう、保護するなどの配慮が必要であるとしている。
顔写真のない学生証・生徒手帳を本人確認に使用する場合、(1)学校が発行した学生証または生徒手帳であること、(2)受験者本人の顔写真が貼付されていること、(3)顔写真に学校による割印があること、(4)氏名などの記載により本人確認が可能であること、(5)試験当日に原本を提示できること、の5条件をすべて満たす必要がある。
日本英語検定協会は、英検における本人確認を厳格に実施しており、受験予定者に対し、協会が定める顔写真付き身分証明書の原本を試験当日までに準備するよう呼びかけている。

