松野博一文部科学大臣は11月18日、学校の先生に向けて、いじめに正面から向き合う「道徳と教育に関する大臣メッセージ」を発表した。道徳の授業で、いじめに関する具体的な事例を取り上げ、子どもたちが考え、議論する授業を積極的に行ってほしいと要請した。
文部科学省は8月5日、「道徳科」の指導方法・評価等についての報告をWebサイトに掲載した。7月22日開催の有識者会議で報告されたもので、道徳科は調査書に記載せず、入学者選抜の合否判定に活用しないという考えを示した。
馳文科相は6月17日、定例記者会見で定例記者会見で「道徳科」の評価が内申点などに反映されることはないと明言した。道徳心は数字で評価できるものではなく、道徳科の評価で特定の考え方を押し付けたり、入試で使用することはない。
大日本印刷(DNP)は5月2日、協働学習プログラムの第一弾として、「おもてなし」を題材とした教材を開発したと発表した。小学校高学年向けのデジタル教材で、道徳、総合的な学習の時間、特別活動などでの利用が想定されている。
東京都教育委員会は、オリンピック・パラリンピック学習補助教材と都独自の英語教材を作成し、平成28年度よりオリンピック教育を本格的に推進する。都内公立学校と児童・生徒に配布し、オリンピックの基礎的知識の理解や英語によるコミュニケーション能力の伸長を図る。
東京都は11月24日、策定した「東京都教育施策大綱」を公表。知・徳・体の調和のとれた人間像などの実現を目指し、基礎学力の向上や4技能英語教育の推進を図るなど、7つの重点事項を提示した。国際色豊かな教育環境を備えた都立学校の設置も進めるという。
パナソニックは、総合情報受発信拠点パナソニックセンター東京に、オリンピック・パラリンピックを題材とした教育支援展示施設「Active Learning Camp」 を新設。合わせて、オリンピックなどを題材に21世紀型能力の育成を目指す新たな教育プログラムの提供を開始する。
KADOKAWAグループの児童書出版社、汐文社が、9月4日に児童向け絵本「こころのえ?ほん」シリーズ第1弾となる2作品、「夢はどうしてかなわないの?」「命はどうしてたいせつなの?」を刊行した。
麗澤大学(千葉県柏市)は、8月25日に高校教員を対象とした「高校教員のための道徳教育講座」を開催する。平成25年度から千葉県の県立高等学校において必修化された「道徳の時間」の授業展開の一助として行なうもので、今回で3回目となる。
リクルートマーケティングパートナーズが運営するオンライン教育サービス「受験サプリ」は、ハーバード大学マイケル・サンデル教授とコラボレーションし、「お金と道徳について議論する哲学講座」を開始した。
小中学校で道徳の時間が「特別の教科道徳」と新たに位置付けられるのを受け、文部科学省の教科用図書検定調査審議会は7月23日、教科書検定について報告書にまとめた。児童生徒が多面的に考えることができる「考える道徳」「議論する道徳」への転換などを盛り込んでいる。
東京都教育委員会は6月25日、平成27年度の道徳授業地区公開講座の実施校一覧を公開した。都内の区市町村立小中学校全校のほか、都立高等学校附属中学校および中等教育学校全校や、区立特別支援学校3校、都立特別支援学校23校でも実施する。
アイデムは、小・中・高校生を対象に「身の回りで働く大人の姿」をテーマとした写真作品を募集するコンテスト、「はたらくすがた」を開催する。作品募集は9月14日まで。今回より、高等学校文化連盟全国写真専門部が後援に加わり、同組織からの賞も新設される。
文溪堂の小学校向け道徳副読本(2015年度版)は、アニメソングの帝王「水木一郎」やフィギアスケートの「羽生結弦」「さかなクン」など、生き方やあり方に憧れをいだくような人物や話題の出来事を題材とした作品を掲載し、親しみが沸く教材となっている。
千葉県教育委員会は2月16日、「思考し、表現する力」を高める実践モデルプログラムを取り入れた指導事例を、県ホームページに掲載。このプログラムは、学力向上に重要な「授業改善」の手立てとして、授業づくりの参考になるよう開発された。
東京都教育委員会は2月12日、平成27年4月より全都立高校等において、人間としての在り方生き方に関する新教科「人間と社会(仮称)」を試行実施すると発表した。平成28年4月には、教科「奉仕」に替えて正式に実施するとしている。