東京都教育委員会は6月25日、平成27年度の道徳授業地区公開講座の実施校一覧を公開した。都内の区市町村立小中学校全校のほか、都立高等学校附属中学校および中等教育学校全校や、区立特別支援学校3校、都立特別支援学校23校でも実施する。 道徳授業地区公開講座は、学校、家庭、地域社会が連携して子どもたちの豊かな心を育むとともに、小中学校等における道徳授業の充実を図ることを目的に、区市町村教育委員会と連携して、平成10年度から開催されている。平成14年度以降は、都内すべての区市町村立小中学校で実施している。 平成27年度は、区市町村立小学校、中学校および中等教育学校(全校・全学級)1,908校に加え、都立中学校および中等教育学校(全校・全学級)10校、区立特別支援学校3校と都立特別支援学校23校でも実施する。 公開講座の参加対象は、保護者・地域の人・教員で、授業参観と参観者による意見交換会が行われる。意見交換を通して、学校・家庭・地域社会が一体となった道徳教育を推進するという。 各学校の実施状況は、東京都教育委員会ホームページ「平成27年度 道徳授業地区公開講座の開催について」に公開されている。