ハーバード白熱教室で話題のサンデル教授の哲学講座、受験サプリでスタート

 リクルートマーケティングパートナーズが運営するオンライン教育サービス「受験サプリ」は、ハーバード大学マイケル・サンデル教授とコラボレーションし、「お金と道徳について議論する哲学講座」を開始した。

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マイケル・サンデル教授
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 リクルートマーケティングパートナーズが運営するオンライン教育サービス「受験サプリ」は、ハーバード大学マイケル・サンデル教授とコラボレーションし、「お金と道徳について議論する哲学講座」を開始した。

 あらゆるものがお金で買えるようになった市場主義社会の中で、お金では買えないもの、買うべきではないものとは何か。テーマパークのファストパスや大学入学をお金で買うことの是非など、高校生にもわかりやすい身近な例を交えながら議論を進めていく。

 講座は、イントロダクションと講義6本立てで、1つの講義が問い(約2分)と具体的な事例を交えた回答案や哲学的な思考方法の解説(約8分)の2部構成となっている。いつでも動画を止めてディスカッションできるので、自宅や自習環境はもちろん、学校現場でのアクティブラーニングの導入や推進にも活用できる。

 全6回の講義をとおして、道徳をめぐる重要な問題、お金が果たすべき役割について議論を深め、自分たちが信じる価値観やその理由を発見することを目指す。

 講師は、ハーバード大学政治哲学教授のマイケル・サンデル氏。日本ではNHKハーバード白熱教室で話題となり、著書に「これからの『正義』の話をしよう」や「それをお金で買いますか」などがある。

◆哲学講座 講義一覧
講義1 Just Prices 正当な値段とは
講義2 Paying to Jump to the Front of the Line お金を払って行列に割り込む
講義3 The Use of Cash Incentives 金銭的インセンティブを使うべきか
講義4 Is my Body my Property? 私の体は私のモノなのか
講義5 The Difference between a Fine and a Fee 罰金と料金のちがいは
講義6 What Money Can Buy an Cannot Buy お金で買うべきものと買うべきでないもの
《海野由宇》

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