文部科学省は2023年9月27日、2024年度(令和6年度)国公立大学入学者選抜について概要を発表した。国立82大学と公立97大学、計179大学であわせて12万8,899人を募集。千葉大学(情報・データサイエンス)や岡山大学(医)などが新たに総合型選抜を導入する。
2023年3月に文科省が公表した調査結果によると、大学入試において、一般入試よりも学校推薦型選抜と総合型選抜(旧推薦入試・AO入試)の割合の方が多くなっている。『選抜入試の教科書』(星海社新書)より、「良い志望理由書に共通する要素」を紹介する。
茨城大学は2023年9月26日、2025年度(令和7年度)入学者選抜より工学部の学校推薦型選抜において「女子枠」を導入すると発表した。あわせて情報工学科の定員増も行う。女子枠は工学部3学科で計15名を募集。情報工学科は入学定員を80名から90名に増員する。
河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は2023年9月20日、面接対策に「2023年度面接試験の実施状況」を掲載した。国公私立大学や文部科学省管轄外の大学校について、受験生からの報告をもとに、面接の形式や質問内容、アドバイスなどを具体的にまとめている。
大阪工業大学は2023年9月19日、2024年度入試から「女子特別推薦入試」を新設し、工学部、ロボティクス&デザイン工学部、情報科学部の3学部12学科で合計24人を募集すると発表した。出願は11月1日から10日まで。選考は11月19日、合格者を12月2日に発表する。
香蘭女学校中等科・高等科は、2025年度より立教大学との系属校推薦における推薦枠数を、従来の97名から160名に増員すると発表した。学則定員数と同数の160名まで立教大学への推薦枠が拡大される。
東京都教育委員会は2023年9月11日、男女別定員を設けている都立高校109校の全校で、2024年度(令和6年度)入学者選抜の入試から、男女別定員を全面廃止すると発表した。一般・推薦選抜ともに男女別の定員は設けない。
数学オリンピック財団は、2024年7月開催予定の国際数学オリンピック(IMO)イギリス大会へ参加する日本代表選手候補を選抜するため、「第34回日本数学オリンピック(JMO)」の受験者を募集している。予選は2024年1月8日。本選は2024年2月11日。
旺文社は大学受験生に向け、2次・個別試験対策などを特集した月刊「螢雪時代9月号」を2023年8月10日に、国公私立大 推薦&総合型選抜合格への重要データ「螢雪時代9月臨時増刊 全国 大学受験年鑑[推薦&総合型選抜ガイド]」を8月30日に刊行した。
熊本県教育員会は2023年8月24日、2024年度(令和6年度)熊本県立高等学校入学者選抜要項を公表した。入学者選抜の方法や日程、出願手続きなどについて定めている。前期(特色)選抜は2024年2月1日、後期(一般)選抜は3月5日と6日に行われる。
鹿児島県教育委員会は、2024年度(令和6年度)公立高等学校入学者選抜日程を公表した。第一次入学者選抜における推薦入学者選抜は2024年2月2日、一般入学者選抜は3月5日と6日に試験を実施する。
愛媛県教育委員会は、2024年度(令和6年度)愛媛県立高等学校入学者選抜について、学力検査の検査教科と出題範囲、日程を公表した。全日制の一般入学者選抜の学力検査は2024年3月7日と8日、合格発表は3月18日に行われる。
2024年度(令和6年度)の島根県公立高等学校入学者選抜の基本方針は、前年度から変更はなく、一般選抜の学力検査は2024年3月5日、面接は3月6日に実施する。学力検査当日の特別措置によっても対応できず、やむを得ず欠席した者が対象となる追検査は3月11日。
宮崎県教育委員会は2023年7月27日、2024年度(令和6年度)宮崎県立高等学校入学者選抜について、検査内容などを公表した。全日制の募集定員は前年度より80人減少して7,320人。推薦・連携型入学者選抜は2024年2月7日、一般入学者選抜は3月5日と6日に検査を実施する。
長崎県は、2025年度(令和7年度)長崎県公立高等学校入学者選抜制度の改善方針を公表した。現在の中学2年生が対象。現行の前期・後期選抜が廃止され、特別選抜、一般選抜、チャレンジ選抜が実施される。
東京都教育委員会は2023年8月10日、2023年度(令和5年度)東京都立高等学校入学者選抜における「推薦に基づく選抜」で実施した小論文・作文、実技検査のテーマなど一覧をWebサイトに掲載した。2023年度推薦入試では、日比谷や国立などで小論文が出題された。