令和2年(2020年)司法試験の合格者数と合格率を法科大学院別にみると、1位はいずれも「予備試験合格者」であることが、法務省の発表より明らかになった。予備試験合格者の合格率は89.36%。
法務省は2021年1月20日、令和2年(2020年)司法試験の結果を発表した。最終合格者数は1,450人で、2019年の1,502人と比べて52人減少。受験者数3,703人に対する合格率は39.16%だった。
立教大学法学部は、2021年度に法学科内に「法曹コース」を開設する。これに先立ち、慶應義塾大学大学院法務研究科、早稲田大学大学院法務研究科、中央大学大学院法務研究科の3つの法科大学院と法曹養成連携協定を締結した。
法務省は2020年9月11日、2021年(令和3年)の司法試験と司法試験予備試験の実施日程を発表した。司法試験は論文式試験を2021年5月12日・13日・15日、短答式試験を5月16日に実施する。合格発表は9月7日。
法務省は2020年9月8日、令和2年(2020年)司法試験における短答式試験の結果を発表した。受験者数は3,703人、短答式試験の合格に必要な成績を得た人数は2,793人で、合格率は75.4%。合格者数は「予備試験合格者」がトップだった。
資格試験のオンライン学習サービス「資格スクエア」のAIによる試験問題出題予測サービス「未来問」は2020年8月24日、2020年度司法試験予備試験短答式試験の解答予測を行い、全体のカテゴリ的中率が62.4%を達成したと発表した。
法務省は2020年7月30日、司法試験の受験予定者数を発表した。2020年度(令和2年度)の受験予定者数は前年比799人減の4,100人。法科大学院課程修了の資格に基づいて受験する者が89.41%、司法試験予備試験合格の資格に基づいて受験する者が10.59%を占めている。
試験制度など司法試験を取り巻く環境は少しずつ変化をしている。高い合格実績を誇る伊藤塾では、2020年6月13日にオンラインにて「司法試験保護者ガイダンス」を実施する。事前登録制、参加費は無料。
資格スクエアは、経済的困難を抱えながら法曹を目指す大学生の学習を支援する「オンライン学習支援プログラム」をスタートする。司法試験予備試験講座の無料提供に加えオンライン学習環境を整備するための支援金を給付。募集人数は10名程度
法務省は2020年5月15日、2020年の司法試験および司法試験予備試験の延期後の実施日程について発表した。司法試験は論文式試験を2020年8月12日・13日・15日、短答式試験を8月16日に実施する。
オンライン学習サービス「資格スクエア」を運営するサイトビジットは、AIで予測した司法試験予備試験の模擬試験「未来問」を2020年5月17日に実施する。延期になった実際の試験と同じ時間に合わせて、オンラインで自宅受験できる。受験料は無料。
旺文社教育情報センターは、2020年の各種国家試験の結果を大学別にまとめた「2020年大学別国家試験結果一覧」をWebサイトに公開した。4月8日時点では薬剤師、看護師、理学療法士、作業療法士などの試験結果が閲覧できる。
司法試験委員会は2020年4月8日、令和2年(2020年)司法試験および司法試験予備試験の実施延期について発表した。当初は、司法試験を5月13日と14日・16日・17日、司法試験予備試験の短答式試験を5月17日に予定していた。
2020年3月18日発売の週刊朝日は、大学合格特集として早稲田大学と慶應義塾大学の高校ランキングを掲載。合格者数合計だけでなく学部別の数も載せ、合格者1人の高校まで紹介している。
法務省は、令和2年度(2020年度)司法試験予備試験の受験案内をWebサイトに公表した。出願期間は2020年1月20日から1月31日(消印有効)。5月17日に短答式試験、7月11日と12日に論文式試験、10月24日と25日に口述試験を実施する。
明治学院大学法学部は、2019年11月12日に早稲田大学大学院法務研究科と、11月21日に中央大学法科大学院と法曹養成連携協定を締結した。明治学院大学法学部は2020年度、法律学科に法曹コースを開設予定。各大学を通じて文部科学省に法曹コース設置を申請するという。