帝京大学に次世代図書館誕生…富士通の学術ポータルSaaS「Ufinity」

 帝京大学は11月1日、富士通の学術ポータルSaaS「Ufinity(ユーフィニティ)」を活用した、学生や教職員向けの図書館ポータルサイトの提供を開始した。

教育ICT インターネット
帝京大学 横断検索イメージ図
  • 帝京大学 横断検索イメージ図
 帝京大学は11月1日、富士通の学術ポータルSaaS「Ufinity(ユーフィニティ)」を活用した、学生や教職員向けの図書館ポータルサイトの提供を開始した。

 ポータルサイトは同校の約2万人の全学生と教職員に提供され、同校の各キャンパスや他大学、公共図書館の蔵書および電子書籍、電子ジャーナルなどを一括して横断検索し、本文情報の参照を行ったり、同大学に蔵書がない場合の貸し出しや、オンラインストアからの購入手続きまで連動して行えるという。

 またUfinityのコミュニティ機能を活用し、ゼミや研究室のメンバー同士で情報を共有することや、インターネット上の学術情報を体系化して提供するなど、サービス向上を図っていくという。

 富士通によると、同システムを大学図書館に導入したのは今回が初めての事例であり、SaaSの特長を活かして1か月という短期間で構築が可能だったという。同社のシステムセンターを利用することで、セキュリティを確保しつつ、設備投資を抑えることができる。
《田崎 恭子》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top