旺文社では、さまざまな教科に対応した2011年の学習カレンダーを全国の書店で発売中だ。 親子や家族で手軽に学習できるツールとして人気の同社のカレンダー。2011年用には、小学校の外国語教育必修化に向けた「小学校英語カレンダー」がラインアップに加わっている。月めくりタイプの壁掛け用で、イラスト付きの解説で1日1語を覚えるように構成。文部科学省「英語ノート」に対応し、英語の基本表現と発展表現を学べるようになっている。 また、同音異義語など間違えやすい漢字の使い分けをクイズ形式で出題する「漢字クイズカレンダー」も新発売。クロスワードパズルや漢字コラムなど、楽しみながら漢字力が身に付く内容となっている。 他にも、英会話の短いフレーズを集めた「日めくり英会話カレンダー」、まんがで覚える「教科書によくでる ことわざカレンダー」、イラストと語呂合わせで覚える「教科書によくでる 歴史年代カレンダー」など、全9種類がラインナップされている。 2007年の同社の調査によれば、この学習カレンダーの設置場所の第1位は「トイレ」、第2位は「居間」で、約80%が家族の共有スペースで使用しているという。子どもだけでなく、家族みんなで楽しく学べるスタイルが人気の理由のひとつだと言えそうだ。