【地震】子どもの心のケアのために…PTSDの理解とその予防

 文部科学省は、保護者に早期の対応と予防に心がけてもらうことを目的に、「子どもの心のケアのための(PTSDの理解とその予防)保護者向けリーフレット」を公開している。

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子どもの心のケアのための(PTSDの理解とその予防)保護者向けリーフレット
  • 子どもの心のケアのための(PTSDの理解とその予防)保護者向けリーフレット
  • 子どもの心のケアのための(PTSDの理解とその予防)保護者向けリーフレットより(4ページ)
 地震などの自然災害や事件・事故により心に傷を受けた子どもには、心のケアが必要となることから、文部科学省は、保護者に早期の対応と予防に心がけてもらうことを目的に、「子どもの心のケアのための(PTSDの理解とその予防)保護者向けリーフレット」を公開している。

 リーフレットは、「心的外傷後ストレス障害(PTSD)の原因」「PTSDの主な症状」「予防と早期発見のために(質問票)」「対応のポイント」からなる。

 PTSDの例として、「地震で家が倒壊し命の危機に遭遇した高校生が、道路工事で振動を感じたり家の建築現場を見ると恐怖でパニック状態になる、電車に乗れなくなり家にこもり始める、好きだったスポーツに関心がなくなる」「友だちの事故を目撃した小学生が、あまり話をせず、些細なことで泣く、夢でうなされる、少し大きな音に驚く、救急車の音を非常に嫌がる、事故が起きた道を通ろうとしない」などが紹介されている。

 リーフレットは、文部科学省のホームページで閲覧することも、PDFデータ(4ページ、1,570KB)をダウンロードすることもできる。
《田村麻里子》

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