東北地方太平洋沖地震の発生にとない全国各地の図書館では、ホームページを通じた地震関連の情報発信や、防災に関する書籍情報の提供などを始めている。 神奈川県立図書館の公式ブログによると、県立図書館および川崎図書館では、館内に義援金の募金箱を設置。集まった義援金は神奈川県としてとりまとめて被災地に届けられるという。また両図書館では、防災に関する資料のミニ展示を行っているという。 静岡県立中央図書館では、地震および県東部地方の停電に関する情報、安否情報などが確認できるサイトへのリンクをまとめ公開。また東海地震に備えるための書籍情報などをまとめた資料も閲覧できるようにしている。 鳥取県立図書館では、安否情報確認に利用できるサービス、避難場所情報、原発に関する情報、鳥取県の情報のリンクを掲載している。 福岡県立図書館では、「地震・災害に負けない!」の本をリストに挙げ、本の題名をクリックすると貸出予約画面にリンクするようになっている。 佐賀県立図書館では、中展示「東北地方太平洋沖地震〜いま、私たちにできること〜」と題して地震・津波・防災に関する本を展示している。