日々、時間に追われながら過ごしている子ども達。短い時間でもホッとするランチタイムは頭も心もリラックスできる大切な時間です。お弁当箱の蓋を開けた時に季節を感じさせてあげましょう。作り手の愛情も伝わるはずです。◆レシピとポイント 今回のお弁当は、レンジとお湯を沸かすだけと簡単です。(1)キャロットライス(炊飯器)<材料> 米:2合 人参ジュース:缶ジュース1本160ml コンソメ:1個(刻む) バター:大さじ1<調理>【1】米をとぎ、ジュースを入れて水を足し、いつもの水加減にします。【2】調味料を入れて炊飯します。(2)ドライカレー<材料> 豚挽き肉:50g 市販の固形カレールウ:1ブロックを半分使用。荒く刻み、熱湯大さじ2をかけておきます。 筍水煮:40g たまねぎ:40g トマト:35g(トマトピューレでもよい) しょうが:小さじ1/2 ピーマン:半分 ベーコンかウインナー:8g(なくても良いが入れるとコクがでる)<調理>【1】筍は1cmの角切り。玉葱・トマト・しょうが・ピーマン・ベーコンはすべてみじん切りにして耐熱容器に入れて混ぜ、しっかりラップをしてレンジ600Wで4分加熱する。【2】肉と溶いたルウ(よく解けていなくても大丈夫)を入れてざっくりまぜ、さらにラップでしっかりふたをして600Wで4分加熱し、よく混ぜます。加熱が足りない時は追加過熱します。≪Point≫前日に、みじん切りにした材料を耐熱容器に入れて冷蔵しておくと、朝が楽になります。筍水煮の臭いが気になるときは、カットしてから茹でるとよいでしょう。(3)コーンポテト マッシュポテトと、お湯を注ぐだけでできるコーンスープの素を使います。マヨネーズ和えはこれからの季節は傷みやすいのでお弁当には向きませんが、調味料代わりにコーンスープを使うとおいしいポテトサラダ風ができ上がります。<材料> マッシュポテト:大さじ8 カップコーンスープの素:1袋 熱湯:150cc(硬さはお湯の量で加減する) 牛乳:大さじ2 好みの茹で野菜をダイスサイズに切る(ミックスベジタブルやコーン等でもOK)<調理>【1】熱湯に牛乳を入れ、マッシュポテトとコーンスープを少しずつ加えてよく混ぜます。【2】塩・こしょうで味を調え、野菜を混ぜます。≪Point≫混ぜる野菜をバターでソテーすると風味が増します。(4)フルーツ はっさく:3房程度(40g) 好みのフルーツで 記憶力&集中力upに効く簡単ドライカレー弁当≪栄養編≫に続きます。≪著者プロフィール≫安井 まゆみ 高齢者施設・学校・福祉施設で栄養士を務める。食生活アドバイザー、雑穀エキスパート、省エネアドバイザー。夫、大学生の息子、母、ミニチュアダックスフントと東京都在住。