高校生が先端科学にふれる「サマーサイエンスキャンプ」参加者募集

 科学技術振興機構は5月18日、夏休み中に開催される高校生のための先進的科学技術体験合宿プログラム「サマーサイエンスキャンプ2011」参加者の募集を開始した。

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サマーサイエンスキャンプ
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 科学技術振興機構は5月18日、夏休み中に開催される高校生のための先進的科学技術体験合宿プログラム「サマーサイエンスキャンプ2011」参加者の募集を開始した。

 サイエンスキャンプとは、文部科学省の科学技術関係人材総合プランの施策のひとつ「サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト」の一環として実施されているもの。先進的なテーマに取り組んでいる大学・研究機関・民間企業が、夏休み・冬休み・春休みの3日間高校生を受け入れて、ライフサイエンス、環境、エネルギー、ナノテクノロジー、材料、情報工学、ロボット工学、(宇宙・海洋等の)フロンティア、農学、水産学、地球科学等の科学技術分野において、第一線で活躍する研究者・技術者から直接指導を受けることができる、本格的な実験や実習を主体とした科学技術体験合宿プログラム。

 今回募集しているのは大学、公的機関、民間企業等の54会場で、それぞれ8〜40名の規模で実施するプログラム。各会場では、それぞれの機関の特徴を活かした講義・実験・実習等によるプログラムが実施される。参加者は2泊3日~5泊6日の合宿生活を送りながら、第一線で活躍する研究者・技術者による直接指導を受けるという。

 また今年度より、より深く学びたいと思う意欲の高い生徒に対して、3泊4日以上で集中的に講義・観察・実験・実習等を行うことができる探究・深化型のプログラム「サイエンスキャンプDX(ディー・エックス)」を実施する。DXは「deepen&extend」の略で、より深く広く探究して意欲や才能を伸ばす活動という意味。大学、NPO等がそれぞれ20~40名の規模で、各会場が工夫を凝らしたプログラムを提供する。

 応募にあたっては、ホームページの参加申込書に必要事項と科学や技術の部活動、サークル活動、自由研究など授業以外の自主的な活動内容や実績を記入のうえ郵送する。選考については各プログラム会場が参加者を決定、過去に参加経験がある場合も参加可能という。

◆高校生のための先進的科学技術体験合宿プログラム!
「サマー・サイエンスキャンプ2011」
開催日:7月25日(月)〜8月28日(日)の期間中、2泊3日〜5泊6日
会場:大学、公的研究機関、民間企業、NPO等
(54会場、うち「サイエンスキャンプDX」は7会場)
応募資格:応募締切日時点で、日本国内の高等学校、中等教育学校後期課程または高等専門学校(1〜3学年)等に在籍する生徒
参加費:無料
※期間中の食事や宿舎は用意されるが自宅と会場間の交通費は自己負担
※東北地方太平洋沖地震で被災し、自治体の「り災証明」または「被災証明」の発行を受けた(または福島原子力発電所の警戒区域、避難指示区域および計画的避難区域からの避難した)生徒は、参加決定後に提出する交通経路調査票にもとづき、主催者が35,000円を上限として交通費を補助する(証明書発行が遅れるほか、特別の事情がある場合は相談)
定員:受け入れ会場ごとに8~40名(合計864名)
※前年度平均応募倍率:約2.5倍
申込み:参加申込書に記入の上郵送
応募締切:6月14日(火)必着
選考結果通知:7月上旬

※プログラム、会場および会期など詳細はホームページを参照のこと
《前田 有香》

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