エルモは6月2日、学校や教育機関向けの新製品「インタラクティブ書画カメラ L-12(愛称:みエルモん)」を発表。7月21日に発売する。 書画カメラは、書類や立体物を撮影し、テレビモニターやプロジェクタなどにリアルタイムに映し出す映像入力機器のことで、実物投影機とも呼ばれている。 新製品「L-12」では、高画質センサーを採用し細部まで鮮明な画像表示でフルハイビジョン(HDMI出力)に対応し、12倍光学ズームと8倍デジタルズームズームを合わせ、トータル96倍のズーム表示が可能。300度回転するアーム部と回転カメラヘッドにより、対象物をあらゆる角度から映し出すことできるという。 また、製品本体に描画機能や録画・録音機能などの新機能を搭載し、電子黒板的な機能も備えているという。姉妹製品となる同社のワイヤレス・ペンタブレット「CRA-1(愛称:かけるもん)」と併用することで、テレビやプロジェクタに投影された映像への書き込みや保存が、パソコンなしで行えるようになる。 さらにワイヤレス・ペンタブレットから、書画カメラのズーム機能などをリモートコントロールすることも可能(通信距離:約15m)。教室内を移動しながら画面への書き込みを行え、児童とのインタラクティブなコミュニケーションを重視した授業が行えるという。◆インタラクティブ書画カメラ L-12(愛称:みエルモん)価格:92,400円発売日:7月21日(木)