「メリハリのついた学習をさせたいのですが、ボーっとして集中している時間が少ないようです。夏に入り、疲れがたまってきたようにも見受けられます。休息、気分転換、学習などをどのように組み立てて行けば良いのでしょうか。」に回答します。 一般的に子どもの集中力は3分、持続力は15分とも言われます。えっ!そんなに短いの?と感じられるでしょうが、大人とて大差ありません。 「飽きやすい」のは子どもの特性であり、極々自然なことだとご理解されることからスタートしましょう。うまくいったり、いかなかったりも前提です。三日坊主も当然です。そこで粘り強く、「約束」をくり返していくことが大人の役割です。 基本は先に勉強、あとで好きなこと(テレビだって一概に「害」とは言えません)です。勉強もたとえば2時間がんばってもらいたいと思ったら、55分→10分休憩→55分といった枠組みを設けてあげることです。 「これが終わるまでは、休んじゃダメ」ではモチベーションは低下の一途、あげくは反抗する結果になります。敢えて、「はい、そこまで。休憩!」とブレーキ役になる方が、子ども達の「もうちょっとやりたい」感が刺激できると思います。 計画をお子様と一緒に立てて、2~3日ごとに見直す(三日坊主は当然ですから)ことで、夏休みを平和に効率よく過ごしてください。大切なことは、お子様のご様子をよく観察し、タイミングよく声をかけてあげることです。もちろん、できていないことを探して責めるのではなく、できていることを拾い上げては褒め、「ここまでできたんだから、後~~だけ、がんばってみようね。できるできる」といった関わりを心がけてくださいね。
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