教育ネットワーク情報セキュリティ推進委員会(ISEN)では、学校関係者・教育委員会などを対象とした「学びのイノベーション&セキュリティフェア」を、10月7日・8日に秋葉原UDXにて開催する。 ISENは、学校と教育委員会などを結ぶ教育ネットワークおよび利用者の情報セキュリティの向上のための調査研究と社会還元を目的に平成19年に発足。研究者・企業の専門家などで構成され、学校の教職員への情報セキュリティに関する啓発活動や情報発信を行っている。 同イベントでは、教育・校務の情報化における学校情報セキュリティの現状を知り、課題を見つけながら、教育の未来について語っていくという。 開催初日は、東京工業大学名誉教授の清水康敬氏による「これからの情報化の推進と課題(仮)」、および、富山大学教授の山西潤一氏による「ICT先進国から何を学ぶか 韓国、シンガポール、イギリス—豊かな学習環境の創造とは—」と題した基調講演を予定。また、ISENによる講演のほか、福島県新地町教育委員会による「絆プロジェクト」の報告も予定されている。 2日目は、白鴎大学教授の赤堀侃司氏による「ICTの利活用によって、いかに教育課題を解決するか」、および、鳴門教育大学准教授の藤村裕一氏による「校務の情報化の最新動向 教育クラウドによる校務の情報化と全国標準化(仮)」と題した基調講演を予定。また校務の情報化やセキュリティに関する研修会も予定されている。 また両日とも、協賛企業による教育専用クラウドや校務支援ソフトなどの展示コーナーが設けられ、ミニセミナーも実施される予定。 入場は無料。講演やセミナーへの事前申し込みはホームページの専用フォームにて受け付けている。◆学びのイノベーション&セキュリティフェア会期:10月7日(金)、8日(土)時間:10:30〜16:30(受付10:00)会場:秋葉原UDX(東京都千代田区外神田4-14-1)参加対象者:学校関係者(小・中・高・大学など)、教育委員会など入場料:無料