【e-Learning Korea】クイズ番組形式で全生徒が授業に集中…採点&成績管理も

 「e-Learning Korea 2011」でUMJISOFTは、学習評価システム「UMJICOM」を展示している。テレビのクイズ番組のように、生徒が個々のリモコンで授業に参加する。

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UMJISOFTブース
  • UMJISOFTブース
  • 生徒の性別と名前を一覧できる
  • 1〜5番までの生徒が解答し、1番が正解。下には正解番号と、選択割合を表示
  • 正解した1番に「おめでとう!」のメッセージ。ここでは1番の生徒が1問正解したことを示す
  • 班ごとに氏名を表示
  • 正解者の氏名に色がつくので一目瞭然
  • 教師用リモコン
  • 生徒用リモコン
 韓国ソウルで開催中の「e-Learning Korea 2011」でUMJISOFTは、学習評価システム「UMJICOM」を展示している。

 このシステムは、テレビのクイズ番組のように、問題に対する解答の選択肢を、生徒が個々のリモコンで選択するというもの。教師用のリモコンで正解を指定すると、電子黒板に正解が表示されるとともにリアルタイムで採点が行われ、正解した生徒のアイコンに丸印が付き、解答ごとの選択率や、正解率がわかる。様々なデジタル教材と組み合わせて利用することが可能という。

 成績は個人、クラスのほか班(グループ)ごとに管理することも可能。また、問題や単元ごとに、生徒の理解度を確認することもできる。

 説明員によると、従来の授業では、挙手し発言する生徒が限られる場合があったが、同システムを利用することで、授業に参加していない生徒に参加を促し、すべての生徒を授業に参加させることができるのだという。「先生にとってもっとも大きな課題は、生徒を授業に集中させることです」と説明する。

 「UMJICOM」は、2010年にeラーニング部門で教育科学技術部 長官賞を受賞しており、すでに600を超える学校で導入されているという。価格は先生用リモコン1台、生徒用リモコン40台のセットが280万ウォン(約20万円)、リモコンは追加することもできる。
《田村麻里子》

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