海外発学校SNS「Classting」日本でサービス開始

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 教育サービスを提供するクラスティングは、教師と生徒をつなぐ学校SNS「Classting(クラスティング)」の日本向けサービスを開始した。Classtingは現在、60か国で110万人の生徒や12万人の教師、30万人の保護者が無料メンバーとして利用している教育サービス。日本版も、無料登録を行なうことで誰でも利用が可能。

 クラスティングは、小学校勤務経験のある起業家DAVE Cho氏が2012年3月に提供開始したパソコン、スマートフォン向けの教育サービス。英語と韓国語に対応しているため、すでにシンガポールやフィリピン、欧米圏での導入実績をもつという。関係者によると、同社は「全世界すべてのクラスに最高の学習経験を提供する」ことを目標としており、グローバル展開を見据え日本語版の提供を開始した。

 Classtingは、教室にいる教師と生徒が、お互いの学習情報を交換しながらともに学ぶ環境を提供するSNS形式を採用。教師だけではなく、クラスメイト全員が情報の送受信をすることができ、利用者は簡単に動画やコンテンツを共有できる。共有された情報には自由に返信や意見交換ができ、YouTubeのようなストリーミングサービスとの外部リンクにも対応する。

 同サービスは、「クラス連絡」「課題管理」「秘密相談室」の3つの機能から成り立つ。これらの機能はすべて反転学習や教師と生徒のコミュニケーション促進を目的として開発されたものだという。SNS機能をもつため、生徒によるコメント投稿はできるものの、生徒同士が直接個人的な会話をやりとりできる機能は搭載されておらず、ネット上での生徒間トラブルを避ける工夫がなされている。

 「クラス連絡」は、教師が学校からの連絡を効率的に生徒に伝えることができる機能で、パソコンやモバイル端末から連絡事項や登録した課題をリアルタイムで生徒や保護者に送信することが可能。イベントのようすを撮影した写真をアップロードし、整理しておくアルバム機能も搭載されている。

 「課題管理」は、プレゼンテーションのデータやレポートを蓄えておくことができる機能。生徒は各自、課題をClasstingにアップロードしておくことができ、教師がそれらの課題を分類し、提出物として1か所にまとめておくといった情報整理に役立つとされる。

 クラスティングが特にこだわったという機能は、「秘密相談室」。閲覧権限をもつ教師に対し、生徒が抱えている学校生活での悩みを登録名、もしくは匿名で相談できるもので、クラスティングCEO Dave Cho氏によると、これは「教育現場で珍しくないいじめや暴力の問題を解決する手助けとなる」と考え、搭載されたものだという。

 実際にClasstingを利用している教師や生徒の反応は、「学習を効率的に管理でき、教務効率が上がった」「アップロードした資料に生徒たちからコメントの反応が返ってきた」「ノートに依存した自習方法より楽しく自習ができた」などがあり、積極的な感想に対し同社は「先生と学生が良質の教育コンテンツを便利に利用できる環境を構築したい」と日本での展開に期待を寄せた。

 同サービスの利用は現在無料で利用ができ、利用の際はWebサイトから無料利用登録を行う。おもな利用方法や詳細は、Webサイトで閲覧できる。また、2015年には中国語版の提供も開始するとしており、中国、台湾、香港でもサービスを展開する予定。
《佐藤亜希》

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