トヨタ、採用内定者に短期留学プログラムを提供

 トヨタ自動車は10月6日、採用内定者を対象に海外留学を支援する「短期海外留学プログラム」の提供について発表した。

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 トヨタ自動車は10月6日、採用内定者を対象に海外留学を支援する「短期海外留学プログラム」の提供について発表した。

 同プログラムは、グローバルに活躍する人材の育成を目的に、2011年度内定者の中から最大10名を選出し、来年4月〜9月の短期留学プログラムを提供するというもの。留学先はアメリカのペンシルバニア大学を予定しており、海外大学生と幅広い人脈を形成し、国際社会の中で求められる役割を習得する内容となるという。なお同社は、留学先の授業料と渡航費(往復航空運賃)を支給し、現地生活費は本人負担となる。

 対象者は、10月の内定後に募集し、希望者多数の場合は小論文と語学の試験で選考するという。留学生に採用された内定者は、入社は2012年度の正規入社扱いとなり、2012年10月1日入社、12月1日配属となる予定。

 同社では、日本の国際競争力向上のため、グローバルな人材の採用・育成が必要と考えており、来年以降も「短期海外留学プログラム」を継続して提供していくという。
《田崎 恭子》

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