大学サイトの使いやすさランキング…トップは大阪府立大

 日経BPコンサルティングは11月28日、「全国大学サイト・ユーザビリティ調査2011/2012」の結果を発表した。

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 日経BPコンサルティングは11月28日、「全国大学サイト・ユーザビリティ調査2011/2012」の結果を発表した。

 同調査は、全国の国立大68校、公立大17校、私立大126校の合わせて211大学を対象に、その大学サイトのユーザビリティ(使いやすさ)を評価したもの。調査期間は9月1日〜10月31日。

 米・Forrester Research社開発のサイトユーザビリティ診断ツール「ウエブサイト・スコアカード」をベースに、日経BPコンサルティングが大学サイトに必要な項目を考慮した独自の審査基準を作成し、評価に当たっている。

 同社では、調査の概要として評価スコアのベスト10を公開してる。それによると、1位は大阪府立大学でスコアは95.79点(100点満点)。2位は岡山大学の94.40点、3位は電気通信大学の92.86点、4位は富山大学の91.01点と上位を国公立大学が占めた。同社によれば過去8回の調査を含め、ベスト3を国公立大が占めるのは初めてのことだという。

 なお5位以下は、福岡工業大学、広島工業大学、東京農工大学、明治学院大学、大谷大学、国学院大学となっている。

 また全体の平均スコアは55.68点と、前回、前々回調査にくらべ着実に向上しているものの、個々の診断項目でみると「トップページの長さ」など、ユーザビリティが悪化しているものも目立ったという。
《田崎 恭子》

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