アイフリーク開催の「こえほんクリスマス絵本コンテスト」優秀作品が、電子絵本アプリ「こえほん~電子絵本~」内で配信開始された。通常各170円のところ、期間限定セールで各85円。iPhone/iPad対応。 募集は今年10月21日~11月24日。この間に約40作品の応募があり、上位3作品がアプリとして産声を上げた。どれも、それぞれに印象的な出来である。 「ぼくのだるまサンタ」(作/BEE)は、主人公まーくんと雪だるまが、空や海を遊び回るお話だ。雪だるまが砂や泡に姿を変える発想のユニークさが光る。 一方、絵柄やストーリーにもっともクリスマス気分を感じるのが「トナカイくんとまほうのこな」(作/SAKAMOTTI)。ここ一番で風邪をひいたサンタさんに代わり、プレゼントを配るトナカイくんを、応援したくなる。 「まいごのクリスマス」(作/SAKAE)では、宇宙船の不時着先で、主人公がサンタクロースに間違えられる。大人もぐっとくるストーリー構成と、丁寧な画面作りに、今後への期待が膨らむ。 作者によって、表現の方向が大きくわかれたクリスマス3作品。この機会に読み比べてみるのも、楽しいかもしれない。なお、「こえほん」内ではコンテスト作品以外にも、クリスマス関連のお話が複数販売されている。
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