国際子ども図書館に子ども向けの蔵書検索システム

 国際子ども図書館は1月6日、子ども向けのオンライン蔵書目録「国際子ども図書館子どもOPAC」の本格稼動を開始した。小学生にも親しみやすく、わかりやすいインターフェイスが用意された同館の蔵書検索システムとなっている。

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国際子ども図書館子どもOPAC
  • 国際子ども図書館子どもOPAC
  • ことばをいれてさがす
  • 言葉を入れてさがす
  • 本をテーマからさがす
 国際子ども図書館は1月6日、子ども向けのオンライン蔵書目録「国際子ども図書館子どもOPAC」の本格稼動を開始した。

 国際子ども図書館子どもOPACは、小学生にも親しみやすく、わかりやすいインターフェイスが用意された同館の蔵書検索システム。国立国会図書館サーチシステムの一部として実現されている。

 国際子ども図書館にある本を3種類の方法で探すことができ、本をさがすのに慣れていない人や小学校低学年から中学年の子どもにおすすめなのが「ことばをいれてさがす」入門編。

 小学校高学年以上の人や本を探し慣れている人には「言葉を入れてさがす」方法。また、「どうぶつ」「のりもの」などテーマから言葉を選んで探すこともできる。いずれもキーボード入力を必要とせず、マウスクリックだけで操作が可能となっている。

 これら方法では、国際子ども図書館内に子どもと本のふれあいの場として設けられた閲覧室「子どものへやと世界を知るへや」にある本を調べることができる。さらに探す本の範囲を「国際子ども図書館の本ぜんぶ」に拡げることも可能となっている。

 なお、国際子ども図書館の本は個人への貸出しはしていないが、著作権の範囲内で必要な部分をコピーすることができる。また、検索結果を印刷するためのボタンも用意されており、学校や地域の図書館で探す方法も案内されている。
《前田 有香》

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