東京都教育庁は2月7日、「平成24年度東京都立高等学校入学者選抜応募状況」（学力検査願書受付1日目締切状況）を発表した。 都立高等学校の一般入試は、2月の前期募集と3月の後期募集が行われるが、今回発表されたのは前期募集の願書受付1日目の中間状況による集計値となっている。 資料によると、全日制普通科（コース、単位制、島しょ、帰国対象以外）108校の募集人員20,847人に対する応募人員は31,991人で、応募倍率は1.53倍。募集・応募はともに昨年を上回っており、倍率では0.04ポイント下降している。 全日制専門学科では、全体の39校の募集5,049人に対し7,245人の応募があり、倍率は1.43倍（昨年比0.19ポイント増）。学科別では、集計別の14科目のすべてで昨年度の倍率を上回っている。 普通科・専門学科、単位制など含めた全日制の合計では、175校29,373人の募集に対し、44,163人の応募があり、応募倍率は1.50倍（昨年比0.01ポイント増）となった。 普通科（コース・単位制以外）において、応募倍率の高い学校は、男子では日比谷（千代田区）の2.99倍、戸山（新宿区）の2.77倍、秋留台（あきるの市）の2.68倍。女子では、蒲田（大田区）の3.07倍、三田（港区）の2.64倍、日比谷（千代田区）の2.43倍が上位となった。 この後、2月8日の正午まで願書の受け付けが行われ、取下げおよび再提出を経て、2月23日に学力検査（学校によっては24日まで）、2月29日に合格発表が行われる予定。
