海外の学校ってどんなところ? 海外赴任家族向け親子教室

 海外子女教育復興財団は、海外に赴任する家族で、子どもを現地校に入学させる予定の保護者および対象学生に教室を開いている。親、子どもと別々に開催される同教室は、親子共にスムーズな学校生活のスタートが切れるよう現地の教育概要を解説している。

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親子教室の授業風景、海外子女教育振興財団
  • 親子教室の授業風景、海外子女教育振興財団
  • 海外子女教育振興財団
 海外子女教育復興財団は、海外に赴任する家族で、子どもを現地校に入学させる予定の保護者および対象学生に教室を開いている。親、子どもと別々に開催される同教室は、親子共にスムーズな学校生活のスタートが切れるよう現地の教育概要を解説している。内容は米現地校の紹介が中心だが、他地域のインターナショナル・スクールなどへ通学予定の親子も参加可能だという。

 親子教室での授業は、親クラスと子どもクラスに別れており、親クラスでは学校を中心とする教育環境を米国に長期滞在した講師から学ぶ。子どもクラスでは、帰国生との意見交換や、ネイティブの先生との英語体験学習などが予定されている。両教室では、ビデオやスライドなどを多用し、現地校での学校生活を身近に感じてもらうことを目的としているという。

 対象年齢は、小学生から高校生段階の学生およびその保護者。授業内容、受講料、日程などは開催場所によって異なるという。3月3日と10日の2日間にわたって大阪で開催される親子教室では、ビデオによる学校紹介や学校行事の解説から、転入時に用意するものや学校との連絡方法といった具体的な内容まで説明。子どもクラスでは、帰国生に現地校での生活、授業内容、交際方法などを解説してもらうという。同教室では、3月コース(3日、10日)の受講料が親子合わせて30,000円。米国以外へ赴任する家庭の場合は24,000円だという。

 都内での3月コースはすでに定員に達しているが、4月からもほぼ毎月開催される。名古屋、大阪では3月コースの申し込みが可能だが、名古屋では1日集中コース、大阪では3日と10日の2日間にわたるコースと、詳細が異なる。申し込みはWebサイトで受け付けているが、詳細も確認が必要。
《湯浅大資》

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