TOEFLテスト日本事務局(ETS Japan)とその親会社であるETSは、TOEFL iBTの受験料を2025年4月1日以降、現在のUS$245からUS$195に改定することを発表した。TOEFLを通じて多くの人の未来が広がるよう、留学や国内外の進学を目指す国内の受験者を応援するための措置だという。
TOEFL iBTは、英語能力を評価する試験として、世界160か国、1万3,000以上の大学、大学院、その他機関でスコアが認められているテスト。コミュニケーションに必要な「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能を総合的に測定し、どれだけ英語を「知っているか」ではなく、「使えるか」に焦点をあてている。日本国内でも大学・大学院入試、単位認定、教員・公務員試験、国際機関の採用、自己研鑽など、活用の場が広がっている。
今回、受験料の改定が決定。改定料金は、日本国内での受験分に限られ、TOEFL iBT Home Edition(自宅受験)も対象となる。2025年4月1日以降に受験予約が行われる分から適用され、1回US$195となる。たとえば、US$1.00=150円の場合、3万6,750円が2万9,250円となり、US$50(約7,500円)減額される。
減額は通常の受験料の変更であり、期間や回数制限はない。また、専用のクーポンコードは必要なく、2025年4月1日以降、申込ページの受験料が自動でUS$195に変更される。受験料の減額以外は、今までと同様の利用規約が適用され、直前の受験申込や受験日の変更・キャンセルを行った場合は既定の追加料金がかかる。
受験料についての最新情報は、TOEFLテスト日本事務局(ETS Japan)の Webサイトを確認すること。