駿台、2012私立大の志願者分析…延べ数は前年並も早慶では減少

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志願者状況全体概況
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 駿台予備校は4月11日、ホームページの駿台データバンクにおいて、「2012年度 入試状況分析 私立大志願者分析」を公開した。

 4月4日時点での私立大211校の一般選抜入試の延べ志願者数は238万人(前年同期比0.3%増)となっており、最終的な延べ志願者数は前年並みと予測されるとしている。入試方式別でみると、一般方式で0.1%、センター方式で0.9%の増加となり、前年度に比べると増加率が低くなっている。

 系統別志願状況のうち、志願者数が大きく増加しているのは「歯学系」「保険衛生学系」「理学系」「薬学系」「医学系」の理系の系統ばかりとなった。文系では志願者数が減少している系統が多く、前年に続き「文低理高」が明らかとなっている。特に「法学系」「経済・経営・商学系」など募集人員の多い社会科学系が前年度に続いて低迷し、理系人気の高さの割に全体の志願者数が微増になった要因と分析している。

 慶應義塾・早稲田など主要私立22大学の一般選抜入試の延べ志願者数(4月1日現在確定値)は21,313人(前年度比1.6%減)で2年連続で減少している。入試方式別の志願者数をみると、一般方式は13,180人(前年度比1.4%減)、センター方式は8,133人(同2.0%減)。慶應義塾大がセンター方式を取りやめたこと、出願締切日がセンター試験後である早稲田大で平均点アップにより目標ラインが大幅に上がったことを敬遠などが影響していると分析している。

 大学別でみると、慶応義塾や早稲田などの最難関校の志願者数減少がみられる。関東地区では上智大の増加率(前年度比11.5%増)の高さが目立つ。また、明治大は3年連続で志願者数日本一が確定している。関西地区では、志願者数の増減率は関東に比べて大きく、増減がはっきりと分かれた。同志社大、立命館大、龍谷大は志願者数が増加、その他の5大学では減少した。

 このほか資料では、2012年度のすべての日程の志願者数が確定した主要大学について、個別に分析。入試変更点があった学部・学科、増減の目立ったところを中心に掲載している。
《前田 有香》

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