東京都教育委員会は4月26日、今年度からすべての都立高校などで実施する一泊二日の宿泊防災訓練について発表した。4月は、27日から28日の日程で青井高校など3校が実施する。 宿泊防災訓練は、今年度から実施されている「都立高校改革推進計画 第一次実施計画」により実施されるもので「災害発生時、自分の命を守り、身近な人を助け、さらに避難所の運営など地域に貢献できる人間を育てる」ことを目的に、定時制・通信制を除くすべての都立高校と都立中等教育学校後期課程で実施される。 東京都のホームページには全179校の実施計画が掲載されており、本日4月27日から明日28日にかけて、青井高等学校(足立区)、八潮高等学校(品川区)、南多摩高等学校(八王子市)の3校で実施が予定されている。 このうち青井高校では、第1学年(233人)を対象に学校で実施。事前学習を行った後、起震車体験、消火訓練、災害時身体防護などの体験活動を行う予定。夕食は非常災害用の備蓄食を摂るほか、地域住民避難者への炊き出し訓練も行われるという。