リオ+20では、6月20日から22日までの本会議に先立ち、関連する国際会議が多数開催される。6月18日にはジャパンパビリオンにおいて、国連生物多様性の10年日本委員会ら4団体が、「生物多様性と震災復興」をテーマとするイベント「KIZUNA MESSAGE for Biodiversity」(仮称)を共同開催する予定。同イベントでは、東北の子どもたちから世界に向けてThank youメッセージを発信するとともに、子どもたちが国境を越えて世界の協力しあい、持続可能な社会を築いていくため共同宣言を行うという。
この事前プログラムとなる「自然と共生する未来へ向けた世界子ども会議 in 東北」には、東北エリアで環境活動を行うイオンチアーズクラブの子どもたちと、インドやタイ、フィジーなどアジア5カ国から参加する子どもたちの約30名が参加。被災地や復興の取組現場を訪問した後、自然と共生できる「ふるさとづくり」について意見交換をしながら、リオ+20に向けた「子ども共同宣言」をつくっていくという。