子どものスケジュール管理、保護者の3割が難しいと感じる

 ベネッセ教育情報サイトの調査によると、子どもの予定などを含めたスケジュール管理に難しさを感じている保護者が約3割に上ることがわかった。また、回答者の8割以上が主にカレンダーや手帳を活用、携帯やスマートフォン利用率は1割にとどまった。

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スケジュール管理の困難度
  • スケジュール管理の困難度
  • スケジュールの管理ツール(複数回答)
  • メインで使っているスケジュール管理ツール
  • 管理している子どもの予定(複数回答)
 ベネッセ教育情報サイトの調査によると、子どもの予定などを含めたスケジュール管理に難しさを感じている保護者が約3割に上ることがわかった。また、回答者の約45.7%がカレンダー、約35.8%が手帳を主に活用しており、携帯やスマートフォンと答えた保護者は11.6%にとどまった。

 同調査は、ベネッセ教育情報サイトのメンバー(保護者)を対象に、2011年11月24日から25日の2日間にかけて行われ、有効回答数は2,615人。調査結果によると、多くの保護者が主にカレンダーや手帳でスケジュール管理を行っており、全体の8割以上だったという。

 回答者のコメントでは、携帯電話やスマートフォンは、予定に合わせてアラームを設定できるなど便利な機能はあるものの、入力しづらい、操作が面倒などという回答が目立った。子どもの人数が多い家庭や共働きの家庭は、複数のスケジュールを同時に管理する必要があるため、特に難しさを感じているようだ。

 学校や部活の予定だけではなく、受験、塾、習い事など、忙しい子どもが多いため、家庭内で学校の行事や送り迎えの分担などを効率よく行うには工夫が必要だという。忘れず、継続可能で、家庭内で簡単に共有できるスケジュール管理方法を見つけるのは、困難なようだ。
《湯浅大資》

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