合唱や舞台美術でオペラに参加…ワークショップ参加者募集

 東京都は5月15日、青少年のための舞台芸術体験プログラム「オペラをつくろう!」ワークショップ参加者の募集について発表した。小学生以上を対象に「児童合唱」「舞台美術工作」「舞台デザイン」の3コースで約100人を募集する。

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東京文化会館小ホール ワークショップ成果発表会場
  • 東京文化会館小ホール ワークショップ成果発表会場
  • 「オペラの声になる!」日程・内容・会場
  • 「お菓子な家づくり!?」日程・内容・会場
  • 「舞台デザインを学ぶ!」日程・内容・会場
 東京都は5月15日、青少年のための舞台芸術体験プログラム「オペラをつくろう!」ワークショップ参加者の募集について発表した。

 同プログラムは、東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団が展開している「東京文化発信プロジェクト」の一環として行われるもの。若者に舞台芸術に直接触れる機会を提供し、舞台芸術への理解を深め、芸術分野の人材育成を行うことを目的としている。

 同プログラムでは、東京文化会館×文京シビックホール「オペラBOX」と連動し、同公演に出演する「児童合唱」、本番で使用する小道具などを作成する「舞台美術工作」、次世代の舞台デザイナー育成を目的とした「舞台デザイン」の3つのワークショップが展開される。

 児童合唱ワークショップ「オペラの声になる!」は小学生から高校生が対象で8月〜11月にかけて合計21回実施予定。演奏曲目はフンパーディンク作曲「ヘンゼルとグレーテル」で、オペラの説明から演技指導を受けながら、最終的に本番の舞台で発表まで行う。

 舞台美術工作ワークショップ「お菓子な家づくり!?」は、小学生から中学生を対象に、8月および10月に2〜5回の実施予定。舞台美術として重要な役割を果たす作品創りを通して感受性を磨くとともに、東京文化会館における同公演のゲネプロを見学し、舞台芸術の制作過程を体験する。

 舞台デザイナー育成「舞台デザインを学ぶ!」ワークショップは大学生および舞台デザインを専門的に学んでいる人が対象。実際のオペラ公演がどのように完成されるのか、プランナー会議から公演本番まで参加することによって、公演全体を理解しながら舞台デザインを学ぶという。

 応募は、東京文化会館ホームページから「申込用紙」をダウンロードし、必要事項を記入の上郵送で申し込みとなっている。

◆青少年のための舞台芸術体験プログラム
【オペラの声になる!】児童合唱
日程:8月〜11月(計21回)
対象:小学1年生〜高校3年生
 ※指定された日程に出席できる人
募集人数:40人程度 ※応募者多数の場合は書類選考
締切:7月13日(金)
申込方法:ホームページ上から「オペラの声になる!申込用紙」をダウンロードし、必要事項を記入の上、本人の全身写真を添えて郵送
参加費:2,000円

【お菓子な家づくり!?】舞台美術工作
日程:8月および10月(計2〜5回)
対象:小学1年生〜中学3年生
募集人数:40人程度 ※応募者多数の場合は抽選
締切:7月13日(金)
申込方法:ホームページ上から「お菓子な家づくり!?申込用紙」をダウンロードし、必要事項を記入して郵送
参加費:1回500円

【舞台デザインを学ぶ!】舞台デザイナー育成
日程:6月〜11月(毎月1~2回程度のプランナー会議と、その他10回程度)
対象:大学生、舞台デザイン(装置、衣裳、照明)を専門的に学んでいる人、舞台デザイナーを目指している人
募集人数:20人程度
締切:7月末
申込方法:ホームページ上から「舞台デザインを学ぶ!申込用紙」をダウンロードし、必要事項を記入のして郵送
参加費:2,000円

◆青少年のため舞台芸術体験プログラム協力公演「オペラBOX」
公演日:
・10月21日(日)東京文化会館小ホール
・11月3日(土・祝)文京シビック小ホール
演目:フンパーディンク「ヘンゼルとグレーテル」(日本語歌唱)
《前田 有香》

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