もうすぐ、七夕。熱気を含みはじめた風に笹の葉がそよぐ光景を、街のあちこちで見かけるようになった。筆者も通りかかった文具屋の店先で、例に漏れず、短冊に願い事をしたためた。「素敵な作品に出会って、いい記事が書けますように!」。 さて、今回紹介するのは、こえほんで配信中のiPhone/iPad対応の詩集絵本アプリ「きらきら星に贈る詩」。こえほん(アイフリーク)内にて、250円。 本作は、日本宇宙フォーラムが手がける「地球人の心プロジェクト」の一環として、谷川俊太郎さんと小学生たちがともに詩を綴った取組みから生まれた。 「からだはまだ行ったことないけど 心はときどき宇宙へ行く」ではじまる、谷川さんの第一詩から出発し、それに続くかたちで提示される子どもたちの詩の数々。集められ、つながれた彼らの言葉は、それぞれのスタンスで遠い宇宙への思いを語る。 そういえば筆者の身近には、こんな素敵ななぞなぞを出した人が。「宇宙よりも大きいもの、なんだ? よ~く考えてみて…」。読者のみなさんは、宇宙より大きいもの、何だかわかりますか? この問いの答えは「私たちの想像力」。物理的には、大地も空も地球も、すべてすっぽり収めてしまう広大な宇宙。けれど私たちの頭の中では、宇宙だって、あるいはその外だって、無限に思いを巡らせることができるのだ。 本作にある詩はどれも、そんな頭の中をのぞかせてくれる作品ばかり。ひとつひとつじっくり読んで、作者たちと天空への小旅行を楽しんでほしい。 なお購入者には、国際宇宙ステーション「きぼう」へ自作の詩を打ち上げられるという、壮大な特典も。詳しくは作品内、または日本宇宙フォーラム「地球人の心プロジェクト」サイト参照のこと。
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