27日の土用の丑の日を目前に、稚魚の不漁で国産うなぎの価格が高騰、輸入うなぎが注目されている。インターネット調査会社のマクロミルは、全国の20才以上の男女に、「土用の丑(うし)の日に関する調査」を実施した。 今年の土用の丑の日にうなぎを食べる予定があるか尋ねたところ、「食べる予定」と回答した人は54%。食べると回答した人に1人分の予算はいくらか尋ねたところ、平均金額は1321円だった。価格帯別では1000円と回答した人が最も多い。 うなぎの「産地」と「価格」についての考えを尋ねたところ、「高くても国産うなぎがよい」68%に対して「安いなら輸入うなぎがよい」32%となり、価格高騰にもかかわらず国産の人気は高い。 価格高騰にともない「アフリカ産うなぎ」の輸入が開始された。国産の6割程度の価格で流通が可能といわれる「アフリカ産うなぎ」を食べたいか尋ねたところ、「食べたい」6%、「どちらかといえば食べたい」28%となった。 スーパーや飲食店では‘うなぎ代替商品’に力を入れている。どんな代替商品を食べたいか尋ねたところ、1位「穴子のかば焼き」、2位「さんまのかば焼き」、3位「豚バラのかば焼き」31%となった。調査概要●調査方法:インターネットリサーチ●調査地域:全国●調査対象:20才以上の男女マクロミルモニタ会員有効回答数:合計500サンプル男性250サンプル女性250サンプル●調査日時:7月5日(木)~6日(金)