H-IIBロケット打上げ&こうのとり分離成功、ISSドッキングは7/27

 宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機(HTV3)を搭載したH-IIBロケット3号機(H-IIB・F3)は、21日11時06分頃、種子島宇宙センターから打ち上げられた。

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打ち上げの瞬間
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 宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機(HTV3)を搭載したH-IIBロケット3号機(H-IIB・F3)は、21日11時06分頃、種子島宇宙センターの第2発射場(LP2)から予定通りに打ち上げられた。打ち上げ約15分後にH-IIBロケット第2段ロケットのメインエンジンが燃焼停止した後、「こうのとり」3号機はH-IIBロケットからの分離に成功、予定の軌道に投入された。

 「こうのとり」3号機は今後、27日にISSとの結合を予定。ISSに接近後、ISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)を用いてISSに結合され、食糧や衣類、各種実験装置など最大6トンの補給物資を送り届ける。補給を終えた後は、用途を終えた実験機器や使用後の衣類など不要品を積み込み、大気圏へ再突入する。ISSに結合中は、ISSの搭乗員が中に入って船内物資を移送することができるとのこと。

 「こうのとり」3号機(HTV3)では、今後の本格運用・利用に向け、初の国産メインエンジンをはじめ、さまざまな機器が国産化された。国産化を通じて、軌道間輸送の鍵となるテクノロジーの獲得、調達コストの削減、機器の調達の安定化を図ることが可能になったという。

H-IIBロケット、打ち上げ成功!……27日にISSとドッキング

《白石 雄太@RBB TODAY》

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