予防接種の新スケジュール発表…不活化ポリオワクチンを導入

 国立感染症研究所は、9月1日以降変更となる20歳未満を対象とした予防接種の新スケジュールを発表した。厚労省が認可した不活化ポリオワクチン(IPV)の接種スケジュールも記載されている。

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日本の小児における予防接種スケジュール
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 国立感染症研究所は、9月1日以降変更となる20歳未満を対象とした予防接種の新スケジュールを発表した。

 予防接種は、法律に基づき市町村が実施する「定期一類疾病予防接種」と、それ以外の法律に基づかない予防接種の「任意接種」に分けられる。

 定期一類疾病予防接種にはジフテリア、百日咳、破傷風、BCG、ポリオ、麻疹・風疹、日本脳炎が、任意接種にはHib、肺炎球菌、HPV、インフルエンザ、水痘おたふくかぜ、B型/A型肝炎、ロタウイルスなどがあり、それぞれの接種スケジュールがわかりやすく表記されている。

 また、新スケジュールには、厚生労働省が認可した不活化ポリオワクチン(IPV)の接種スケジュールも記載されている。IPVは3か月から7歳半までの間に4回接種。生ポリオワクチンを1回接種している場合は、あと3回IPVを接種する。なお、9月1日以降、生ポリオワクチンは定期接種として使用できなくなり、11月1日よりDPT(ジフテリア・百日咳・破傷風)-IPV混合ワクチンが定期接種に導入される。
《水野こずえ》

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