北方領土問題対策協会は、中学生を対象とした「北方領土に関する」全国スピーチコンテストを開催。現在、作品を募集している。 同協会によると、北方領土(択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島)は、1945年にソ連に不法占拠され、ソ連が崩壊してロシアとなった現在もその状態が続いているという。一人ひとりが北方領土を身近な問題として捉え、正しく理解し、関心を持ってもらうことを目的に同コンテストを実施。北方領土の歴史的経緯や問題解決方法、返還後のビジョンなどについて、自由な内容のスピーチ原稿を募集する。 作品選考方法は、第1次・第2次選考(書面選考)を実施し、第2次選考を通過した応募者のみに選考結果を通知する。第2次選考通過者については、2013年2月23日(土)に東京で開催する最終選考会において、実際のスピーチにより賞を決定するという。応募対象は中学生で、個人または学校単位で応募することも可能。スピーチ原稿は、応募時点での学年で書いたものおよび未発表のもので、自作のもの1人1点に限るという。◆「北方領土に関する」全国スピーチコンテスト応募期間:8月1日(水)〜10月31日(水)対象:中学生賞典:内閣府特命担当大臣賞 1名内閣府北方対策本部審議官賞 1名北方領土問題対策協会理事長賞 1名審査委員特別賞 2名奨励賞 5名応募方法:応募票を参照