【中学受験2013】入試に勝つ9月からの過ごし方<勉強法と親のサポート>

教育・受験 受験

小川大介先生
  • 小川大介先生
  • SS-1 成城学園前教室の皆さん
 中学受験本番まで半年を切った。この大切な時期を、受験生たちはどのように過ごせばいいのだろうか。保護者には何ができるのだろうか。<模試の活用><勉強法と親のサポート><過去問とスランプ脱出法>について中学受験専門個別指導教室として、難関校へ多数の合格者を送り出しているSS-1の小川大介先生に聞いた。ここでは<勉強法と親のサポート>について紹介する。

--勉強法は塾任せにしていて大丈夫でしょうか?

小川氏:大手塾の場合は、9月からは受験対策の演習の繰り返しになります。テストを受けさせて、生徒が自分のできていないところを見つけて復習する、という学習を繰り返します。子どもが、勉強法をわかっていて自分で学習ができていれば問題はありません。わかっていなければ、親のサポートが必要になります。

 小規模塾では、9月からは子どもごとに違うプリントを渡して個別指導を行うようになるところがあります。ただ、先生はたくさんのプリントを作ることで満足してしまって、子ども一人ひとりに本当に合った教材かどうかの判断が難しい場合があります。

 いずれの場合も、保護者は個別面談を申し込んで、「(1)先生はどういう予定で勉強内容を考えてくれているのか」「(2)先生は、わが子が自分でどこまでやることを期待しているのか」「(3)先生は、家庭ではどの程度までサポートするべきだと思っているのか」を確認してください。

 ここがあいまいですと、皆が互いに、塾が、子どもが、先生が頑張ってくれるだろうと他力本願のまま12月を迎えてしまうことになります。

--9月以降の親のサポートは?

 これまで子どもの勉強にかかわってきて、「うまくいったこと」「子どもに役立ったと思えること」を振り返り、それを続けていくことが一つ。

 もう一つ、大事なのはスケジュール管理です。2学期は、模試が増え、学校の行事も多いので、一週間単位で決めているスケジュールの基本形が通用しなくなります。ですから、1日に30分〜1時間、1週間で5〜6時間、何にでも使っていい自由な時間を確保して、イレギュラーな予定が吸収できるようにしてください。

 たとえば、今週は過去問をやろうとか、模試の最終対策をやろうとか、あるいは、学校行事で疲れたので睡眠を多く取ろう、というように。

 また、こまめに塾の先生に質問をしましょう。「(1)今、わが子が頑張れていることは何か」「(2)現時点でわが子が到達しなければならないことは何か」「(3)これから先頑張ってほしいと思っていることは何か」を、早め早めに聞いて、計画を立てられるようにしてください。

 あとは、お子さんの表情をよく観察することです。

 元気はあるか、朝きちんと起きてこられるか、余裕のない様子で夜遅くまで勉強をしていたりしないかなど、異変に早めに気付くことが大切です。

 それから、常に、お子さんに前向きな声掛けをして、お子さんに自信を持たせることです。これができていると、点数が一時的に下がったようなときでも、落ち込み方が少なくてすみます。

--秋は忙しくなりますが、志望校の秋行事は参加するべきですか?

小川氏:4、5年のときにすでに行っているでしょうし、ごく一部の学校を除いては合否にはまったく関係がないので、無理に行く必要はないと思います。ただ、勉強が煮詰まっていて、気分転換になるというのであれば行ってもいいのではないでしょうか。
《石井栄子》

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