1万人の子どもが選ぶ「本アカデミー賞」受賞5作品決定

 大阪府箕面市は9月19日、「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」にノミネートされた本の中から、約1万人の子どもたちが投票した結果をもとに、絵本賞・作品賞・主演男優賞・主演女優賞・ヤングアダルト賞の受賞5作品を決定したと発表した。

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 大阪府箕面市は9月19日、「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」にノミネートされた本の中から、約1万人の子どもたちが投票した結果をもとに、絵本賞・作品賞・主演男優賞・主演女優賞・ヤングアダルト賞の受賞5作品を決定したと発表した。

 この賞は、子どもたちの読書意欲を高め、読書活動をさらに推進することをめざして2010年の国際読書年に創設した。「大人が選ぶ」子どもの本の賞とは違い、「子どもが本当に支持している本を、子ども自身が選ぶ」もので、全国でもたいへん珍しい取組みという。

 6月にノミネートされた作品を子どもたちが夏休みを利用して読み、9月に小中学校で投票を行った結果、絵本賞・作品賞・主演男優賞・主演女優賞・ヤングアダルト賞の5部門の受賞作品が決定した。

 受賞作品は、絵本賞「のっぺらぼう」杉山亮(ポプラ社)、作品賞「れいぞうこのなつやすみ」村上しいこ(PHP研究所)、ヤングアダルト賞「流星の絆」東野圭吾(講談社)、主演男優賞「名探偵ホームズまだらのひも」のホームズ、主演女優賞「メリーさんの電話(ナツカのおばけ事件簿)」のナツカ。

 授賞式は、11月11日(日)に箕面市立メイプルホールで子どもたち自身の運営のもと行われ、受賞作家を招いた講演などを予定している。また、受賞作家の学校訪問も行う予定という。
《工藤めぐみ》

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