自分の子どもが「いじめ」にあったときの対処法、1位は「子どもと相談」

 マイナビグループが運営する情報サイトescala cafeでは、会員である22歳から34歳の働く女性を対象に、2012年8月、いじめ問題についてのWebアンケートを行った。子どもが「いじめ」にあったときの対応として、最も多い回答は「子どもと相談する」となった。

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 マイナビグループが運営する情報サイトescala cafeでは、会員である22歳から34歳の働く女性を対象に、2012年8月、いじめ問題についてのWebアンケートを行った。子どもが「いじめ」にあったときの対応として、もっとも多い回答は「子どもと相談する」となった。

 アンケートの有効回答数は346件。自分の子どもが「いじめ」にあったときの対処法を複数回答式でアンケートした。

 第1位は「子どもと相談する」の64.2%。半数以上が「まずは子どもとしっかり向き合いたい」と回答した。「子どもの話を聞いてから、どうするか一緒に考えていきたい」という意見も多いという。

 第2位は「学校に相談する」で32.4%。詳しく状況を知るために学校に連絡する、連絡して学校側での対応を見極めたいという答えが多い。

 第3位の「まずは証拠集めをする」は22.5%。事実確認をしっかりしてから対応したいという意見がある。

 「学校を休ませる」は第4位で20.8%。第5位以降は「いじめ相談の窓口に連絡する」19.9%、「自分やパートナーの両親に相談する」15.6%、「同じ学校に通う保護者に相談する」11.8%と、まず誰かに相談するといった回答が続く。

 「転校させる」は10.7%で第8位。第9位は「子どもをカウンセリングに連れて行く」8.7%、第10位「加害者の家族に話に行く」5.2%となった。

 深刻ないじめは、子どもの命を危険にさらすことにもなりかねない。周囲の大人たちが、適切な対応について考えておくことが必要だ。
《勝田綾》

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