近大、インターネット出願で検定料割引…11/1より開始

 近畿大学は、2013年度出願希望者に対しインターネットによる「近大エコ出願」の利用を呼びかけている。利用者には、1志願につき3,000円の検定料が割り引きされるという。

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近大、エコ出願
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 近畿大学は、2013年度出願希望者に対しインターネットによる「近大エコ出願」の利用を呼びかけている。利用者には、1志願につき3,000円の検定料が割り引きされるという。

 近大エコ出願の特徴は、インターネット接続環境が整っていれば、いつでもどこでも出願手続きができることだという。出願方法は、画面の指示に従い志望学部、学科、試験地、個人情報を入力し、確認メールを受け取るという一般的なオンライン手続き。検定料の支払い方法も、コンビニやペイジーのほか、クレジットカードも受け付けており、従来の出願方法に比べ効率的なのも特徴だ。写真、調査書、推薦書などの必要書類は送付期日内に届くよう送ることで手続きが完了する。

 出願方法の簡易化に加え、近大エコ出願は検定料の割り引きにもつながるという。従来の郵送による推薦・一般出願は、入学検定料35,000円、併願検定料10,000円(医学部は入学検定料60,000円、産業理工学部は32,000円)となっていたが、エコ出願を利用すると1志願につき3,000円が割り引きされる。1志願につき3,000円割り引きということは、学部内併願をした場合最低6,000円の検定料割り引きとなる計算だ。もちろん他学部併願を志望した上で学部内併願を希望した場合は9,000円の割り引きが適用されるという。

 また、近大エコ出願は、地球環境保護の視点から出願時における将来的な紙の願書の廃止を視野に入れている。2012年度に近大が用意した13万部の願書セットのうち、約3万部は仕様されることなく廃棄されたという。インターネットでの出願サービスを開始して4年目となる2013年度は、利用率を70%まで上げることを目標とし、達成された場合には次年度の入試より紙の願書を廃止したいという。
《湯浅大資》

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