東京都、理科以外すべて全国平均上回る…全国学力テスト

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抽出調査・希望利用学校数
  • 抽出調査・希望利用学校数
  • 教科に関する調査結果の概要
  • 教科別正答数分布(小学校)
  • 教科別正答数分布(中学校)
  • 中学校理科の問題
 東京都教育委員会は、2012年4月17日に実施した全国学力テストについて、東京都公立学校の抽出調査を行い、10月4日に公表した。教科別の平均正答率をみると、小学校はすべて全国平均を上回っており、中学校は理科以外すべて全国平均を上回っていることが明らかになった。

 全国学力テストは、日本全国の小中学生の学力や学習状況を調査・分析し、教育指導の充実や学習状況の改善に役立てる目的で、2007年より小学6年生と中学3年生を対象として毎年4月に実施されている。2012年度は、国語、算数・数学に加え、初めて理科が導入され、生活習慣や学習環境に関する調査も実施された。

 抽出調査は、都内の全小学校1,313校より抽出した167校と希望利用学校779校、都内の全中学校644校より抽出した159校と希望利用学校312校を対象に実施した。

 教科別の平均正答率について、小学校は、国語A 83.4%(全国81.6%)、国語B 57.8%(全国55.6%)、算数A 74.8%(全国73.3%)、算数B 62.6%(全国58.9%)、理科62.9%(全国60.9%)。すべての教科で全国平均を上回っている。なお、Aは主として知識に関する問題、Bは主として活用に関する問題となっている。

 また、中学校は、国語A 76.1%(全国75.1%)、国語B 64.0%(全国63.3%)、数学A 63.8%(全国62.1%)、算数B 51.3%(全国49.3%)、理科50.1%(全国51.0%)。理科以外すべての教科で全国平均を上回っている。

 全国平均を下回った中学校理科は、おたまじゃくしとカエルの呼吸の違いについて問う問題の正答率が低く、33.9%(全国37.4%)だった。

 今後の取組みとして、調査結果に基づく「授業改善のポイント」を記したリーフレットを作成し、10月中旬に都内公立小中学校に配布する。また、12月に教員を対象とした学力調査結果の説明会を実施するほか、指導主事による学校訪問やメールマガジンに授業改善のポイントを掲載することを予定している。
《工藤めぐみ》

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