小学校入学までに身につけておきたいこと…1位「鉛筆を正しく持てる」

 ベネッセ次世代育成研究所は10月4日、「幼児期から小学1年生の家庭教育調査」結果を公表した。親が子どもに身につけてほしいことは「鉛筆を正しく持てる」がもっとも多く44.6%だった。

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小学校に入学するまでに身につけておいたほうがよかったこと
  • 小学校に入学するまでに身につけておいたほうがよかったこと
  • 生活習慣と学びに向かう力の関係
 ベネッセ次世代育成研究所は10月4日、「幼児期から小学1年生の家庭教育調査」結果を公表した。親が子どもに身につけてほしいことは「鉛筆を正しく持てる」がもっとも多く44.6%だった。

 同調査は、2012年1月~2月に全国の年少児~小学1年生の子どもをもつ母親5,016名を対象に子どもの学びの様子と親のかかわりや意識テーマに行った。

 小学1年生の時点で幼児期を振り返って、親が子どもに身につけてほしいことを聞いたところ、生活習慣においてもっとも多かったのは、「挨拶がお礼を言える」36.4%、次いで「物事をあきらめずに挑戦することができる」31.1%、「人の話が終わるまで静かに聞ける」27.5%の順に多かった。文字・数・思考においてもっとも多かったのは、「鉛筆を正しく持てる」44.6%だった。

 生活習慣と学びに向かう力の関係について、生活習慣が身についている子どもほど「物事をあきらめずに挑戦することができる」「人の話が終わるまで静かに聞ける」「指やおはじきなどを使って、数を足したり、引いたりすることができる」「自分のことばで順序をたてて、相手にわかるように話せる」と回答した割合が高かった。このことより、生活習慣の自立が学びに向かう力や文字・数・思考を支えていることがうかがえる。
《工藤めぐみ》

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