山中伸弥京大教授がノーベル医学生理学賞を受賞したが、作家・村上春樹も11日に発表されるノーベル文学賞の有力候補。英国の有力ブックメーカーでは大本命となっている。 英国とアイルランドに2,000のブックメーカーショップを持つLadbrokesの11日現在のオッズは「6/4」。これは4ポンド賭け、当たれば6ポンド返ってくるというもの(1.5倍)。100人ほど名前の並ぶ「ノーベル文学賞」のオッズのなかではダントツの1位となっている。 ちなみに2位はハンガリーのペーター・ナダスで「5/2」(2.5倍)。以下、ウィリアム・トレヴァー(アイルランド)が7倍、モー・ヤン(中国)、アリス・ムンロ(カナダ)が8倍となっている。数字だけを見れば、村上春樹は大本命中の大本命と言える。 同ブックメーカーにはボブ・ディランも10倍でランクされているほか、英在住の日系人作家カズオ・イシグロも66倍のオッズがついている。