東京工業大学は、学生たちによるバイオをテーマにした「ものつくり」の成果発表会「バイオものコン2012」を、同大学すずかけ台キャンパスで12月8日に開催する。 東京工業大学では、生命理工学部3年生が1年をかけて、バイオをテーマにした、社会に貢献できるような「ものつくり」を行ってきた。「バイオものつくりコンテスト」はその成果を発表する場として開催。小中学生を対象とするバイオ教材の作成など、さまざまな「ものつくり」を紹介する。 「バイオものつくりコンテスト」は、今まで1年生が取り組んできたバイオ教材開発を競う「バイオコンテスト」が発展したもので、平成19年より3年生が実施。コンテストに取り組む学生たちは、通年選択科目「バイオ創造設計II」を受講し、「教材づくり」だけでなく、さまざまな「ものつくり」に取り組んできており、1年次より格段に基礎知識が増え、創造力も向上している学生たちの発表は、興味深いものとなっている。なかには、毎年国際コンテストで優秀な成績を残すチームもある。 当日は、高校生のバイオコン入賞チームも参加し、大学生たちと競い合う。高校生バイオコンから2か月弱、さらにデータを増やし内容を練りあげるなど、熱の入ったものになっている。各チームの発表は、外部から招いた審査員からも評価してもらう。◆バイオものコン2012日時: 12月8日(土)12:40〜会場:東京工業大学すずかけ台キャンパスすずかけホール3F多目的ホール入場料:無料