情報分析力・問題解決力を磨き将来につながる学力を…ドラゼミ

 顧客満足度で評価する「イード・アワード2012 通信教育」の小学生の部で最優秀賞および「効果の満足度」「添削の質」「子どもが好き」「継続しやすい」の各部門賞を受賞した「ドラゼミ」は、ドラえもんとその仲間たちと学べる通信教育だ。

教育・受験 学習
神戸明花氏と島田雅弘氏
  • 神戸明花氏と島田雅弘氏
  • インタビューに応える神戸明花氏
  • インタビューに応える島田雅弘氏
  • 毎月送られてくる教材一式(小学一年生コースの場合)。テキスト(こくご・さんすう)、保護者向け情報誌「月刊ドラゼミ」、添削テスト、学習カレンダー&シール
  • ドラえもんとその仲間たちがマンガでポイントを紹介してくれる
  • 小学一年生コース入会時に届く「ひらめき図形パズル」
  • 小学生コース入会時に届く「さんすうまるわかりブック」。各学年で習う算数の重要ポイントが網羅されている
  • 小学生コース入会時に届く「かん字まるおぼえブック」。各学年で習う漢字が網羅されている
 顧客満足度で評価する「イード・アワード2012 通信教育」の小学生の部で最優秀賞および「効果の満足度」「添削の質」「子どもが好き」「継続しやすい」の各部門賞を受賞した「ドラゼミ」は、ドラえもんとその仲間たちと学べる通信教育だ。小学館集英社プロダクション エデュケーション事業局 通信教育事業部次長(兼)デジタルメディア戦略室の神戸明花氏と、同PR推進課(兼)デジタルメディア戦略室主任の島田雅弘氏にドラゼミの特長や今後の展開について聞いた。

--ご受賞おめでとうございます。今回の受賞をどのように受け止めておられますか。

神戸氏:リセマムはよく拝見していましたが、まさかこのような賞に自分たちが選ばれるとは思ってもいませんでした。大変光栄です。

--ドラゼミの特長を教えてください。

島田氏:ドラゼミは、年少さんを対象とした「プレコース」から始まる幼児コースと、小1~6年の小学生コースがあります。幼児コースでは、お子さんの大好きなドラえもんが案内役となって、勉強の楽しさを伝えながら、学習習慣を身につけていただけるようになっています。

神戸氏:小学生コースでは、将来につながる確かな学力を身につけることを主眼においています。そのために重視しているポイントは、「情報分析力」「問題解決力」の向上です。

 教材は教科書の内容は網羅しつつ、教科書の内容にとどまらず、さまざまな問題に取り組めるオリジナルカリキュラムを提供しています。また、読解力や作文力、図形感覚を磨くための問題を多く取り入れているところもドラゼミの特長です。

--教科書の内容と異なる問題が出てくると、戸惑うお子さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

島田氏:授業で見たのとは違う問題が出ても、自分で考えて解いてみようという姿勢を育てることが大事だと考えています。それは、高校受験や大学受験のときにも役立つ力になるはずです。

--ドラゼミは、総合満足度No.1(最優秀)を受賞されましたが、効果の満足度、添削の質などの部門においても高い評価になっています。

島田氏:1995年に通信講座をスタートして以来18年間、毎年カリキュラムの改訂を繰り返してきましたので、質には自信があります。

 特に添削には大変こだわっています。開始当初から、業界初の個別担任制を導入し、厳しい採用基準をクリアした者だけが講師(添削者)になることができます。毎回、合格できるのは、応募者の1割くらいです。合格してからも、初年度は毎月1回の研修を受けなければなりません。その後も担任する学年が変わるたびに初年度と同様に研修があります。

神戸:特に、文字の美しさはこだわっているところです。お子さんの手本となりますから、しっかり正しい字を書いて見せる必要があるからです。

--添削ではどのようなことを書かれるのですか。

島田氏:幼児コースでは、ドラえもんからのお手紙という感覚でコメントを書いています。小学コースでは、お子さんへの励ましの言葉や、消しゴムのあとまで見て、「途中式もよく考えましたね」といったほめ言葉を書いて、やる気アップにつなげています。

--通信添削では多くの保護者が、継続できるだろうかとお悩みだと思いますが、ドラゼミは、継続のしやすさでも高い評価でした。

島田氏:添削テストを提出するとポイントがたまり賞品と交換できるといった、学習を続ける意欲を向上させる仕掛けはありますが、エデュトイなどの玩具で釣ることはしていません。それでも添削テストの提出率が大変高いのは、教材の楽しさや、実際に成績が上がるという喜びが、モチベーションにつながっているのではないかと思っています。

--現場の先生方のご意見を聞かれることもあるのでしょうか。

神戸氏:「百ます計算」で知られる立命館小学校副校長の陰山英男先生に、スーパーバイザーとして、教材の監修をしていただいています。

--4月から提供される「テレビドラゼミ」はどのようなものですか。

島田氏:関西の中学受験大手塾、浜学園のトップ講師による、ドラゼミの教材を使った授業の映像を、パソコン、タブレットPC、スマートTVなど、マルチプラットフォームで視聴いただけるオプションのコースです。

神戸:私たちは、おうちの方があたたかく見守るなかで楽しく勉強に取り組むことができる「リビング学習」を目指しています。テレビドラゼミなら、ご家族の目の届くリビングで学習できます。また、わからないところを繰り返し学べる、動画などで視覚的に理解ができるなど、映像教材ならではのよさもあります。

 スタートは4月からですが、すでに100名の方に無料モニターとしてお試しいただき、ご意見をいただきながらよりよいものにしていく考えです。

--今後はデジタル化に注力されるのでしょうか。

神戸氏:世界的にeラーニングは進んでいますし、デジタルのほうが成績のデータを蓄積でき、より個々に合った教育を提供できると思います。とはいえ、日常生活のなかで字を書くという作業はなくなりませんのでアナログの部分ははずせない。両方の良い面を活かしていくことになると思います。

--これから通信講座を始めようという方にメッセージをお願いします。

神戸氏:お子さんが一番長く時間を過ごすのがご家庭だと思います。ご家庭で、お子さんが好きなことをしっかりやる時間のなかに、ぜひ「学習」の時間も組み込んでほしいと思っています。ドラゼミでしたら、必ず効果が期待できますので、ぜひご検討ください。

--ありがとうございました。

リセマムは、2012年11月1日から11月8日までの8日間、通信教育を受講している幼児・小学生・中学生・高校生を持つ保護者を対象に通信教育の顧客満足度調査を実施し、「イード・アワード2012 通信教育」として最優秀賞および部門賞を発表した。ドラゼミは、小学生の部で最優秀賞のほか、「効果の満足度」「添削の質」「子どもが好き」「継続しやすい」の各部門賞も獲得した。

◆イード・アワード2012 通信教育
>>> http://resemom.jp/feature/distance-learning-award2012/

(c) 藤子プロ・小学館
《石井栄子》

石井栄子

子育てから、健康、食、教育、留学、政治まで幅広いジャンルで執筆・編集活動を行うフリーライター兼編集者。趣味は登山とヒップホップダンス、英語の勉強。「いつか英語がペラペラに!」を夢に、オンライン英会話で細々と勉強を続けている。最近編集を手掛けた本:『10歳からの図解でわかるSDGs「17の目標」と「自分にできること」』(平本督太郎著 メイツ出版)、『10代から知っておきたいメンタルケア しんどい時の自分の守り方』(増田史著 ナツメ社)『13歳からの著作権 正しく使う・作る・発信するための 「権利」とのつきあい方がわかる本』(久保田裕監修 メイツ出版)ほか多数

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